Garmin Forerunner 265を日々愛用している私ですが、今回はカシオ モーションセンサーを新たに手に入れました。
実際にランニングで使ってみて初めて分かったことや、公式サイトだけでは伝わりにくい使い心地や気づきを、シリーズ形式でお伝えしていきます。
モーションセンサー選びで1年間迷った理由
モーションセンサー正面
モーションセンサー裏面
モーションセンサー側面
私がモーションセンサーを知ったのは、今から約1年前のことです。
当時は、ガーミンのランニングダイナミクスポッドを購入しようか迷っており、「カシオからも似たような製品が出ているらしい」…そんな程度の認識しかありませんでした。
「ガーミンユーザーなら他のモーションセンサーは必要ない」
正直、そんなふうに思っていた私の考えが変わったのは、夏前にトレッドミルでの練習が増えてきた頃のことです。
ガーミンでのトレッドミル計測に限界を感じた瞬間
ガーミンでもトレッドミルでの計測はできます。
(写真上)トレッドミルでの計測データの一例:ペースに関しては、トレッドミルで設定した速度との差異が生じています
ただ、使っているうちにどうしても気になる点が出てきました。
それは、トレッドミルで設定したスピードと、ガーミンが表示するキロペースに微妙なズレがあること。
特にガーミンのほうが速めのペースを示すことが多く、「今日は調子いいかも」と思っても、本当にそうなのか少し引っかかっていました。
「疲れの影響なのか?」
「数値が実際より高く出ているのでは?」
「このデータを信じて練習を続けて大丈夫なのか?」
今年の初めからフォーム改善に取り組んできた私にとって、トレーニング効果の確認はとても大切なことです。
せっかく意識して走っているのなら、その成果はできるだけ正確なデータで確かめたい――そう感じていました。
トレッドミル対応がランメトリックス導入の決め手

正確なトレッドミル計測を求めて、シューズに装着する高価なチップの導入も真剣に検討しました。
(※フルマラソン練習のため、ペースの誤差をどうしても減らしたかったのです)
しかし、各社のモーションセンサーを比較してみると、機能面と価格面から検討した場合、トレッドミルに最適なのはカシオ モーションセンサー、という結論に。
「トレッドミル用途なら、カシオ一択」
そう確信した時点で、購入はほぼ決まりでした。
カシオらしいデザインと、ちょっと意外な点も
オンラインで注文し、午前中に到着したパッケージ。
さすがカシオらしく、シンプルながら上品さを感じるデザインに好印象を持ちました。

ただ、ここで少し想定外の出来事が。
届いた状態では充電されておらず、すぐに試すことはできません。まずは充電からのスタートです。
充電を待つ間に取扱説明書を開いてみたのですが、折りたたみ式で文字が小さく、必要な情報を探すのに少し時間がかかりました。
「公式サイトで調べよう」と思いアクセスすると、ランメトリックス関連の情報が複数ページに散らばっていて、やや探しづらい印象。
このあたりはガーミンでも似たような傾向があり、モーションセンサー系デバイス全般の課題なのかもしれません。
もっとも、これまでに似た機器を使ってきた経験もあり、大きな戸惑いはありませんでした。
初回テスト:夏の河川敷でランメトリックスを使ってみた
充電が完了したので、さっそく初めての使用に挑みました。
今回のテストは、まず屋外で基本性能を確認することに。
場所は夏の河川敷の舗装路コースで、1時間ほど走りました。
夏の河川敷で1時間テスト走行
当初の目的はトレッドミルでの精度向上でしたが、まずは屋外で基本性能を確認することにしました。
使用条件:
- 場所:屋外河川敷コース(舗装路)
- 環境:気温33度、湿度60%
- 時間:夕方4時から1時間程度
本来の目的はトレッドミルの計測精度を確認することですが、その前に屋外での性能チェックを優先しました。
想像以上だったデータの詳しさと精度
走り終えてアプリを開くと、予想を上回るデータが表示されていました。
カシオ モーションセンサーは、計測項目の多さだけでなく、ラン後の具体的なアドバイスやレーダーチャートによる視覚的な分析も充実。
他社のモーションセンサーと比べても、「ここまで多角的に見られるのは珍しい」と感じる内容でした。
ランメトリックス初回スコアは62点 — フォーム分析のリアル

特に驚かされたのは、初回計測で表示された100点満点スコア:620点。
アプリからは「習慣的に走るランナーレベル」「基礎的なフォームを身に着けている」と評価されましたが、数字として突きつけられると、自分の現在地がはっきりと見えます。
この客観的な指標によって、「感覚」ではなくデータで走りのレベルを把握できたのは大きな収穫でした。
レーダーチャートで分かった得意・苦手分野
更に詳細な分析がレーダーチャートで表示されました。

私の場合:
これまで漠然と感じていた課題が、具体的な項目として明確になった瞬間でした。
初回の計測から、これだけ詳細な「見える化」ができることに驚きました。
コスパと実用性で選ぶなら「モーションセンサー」
この体験で特に感じたのは、驚くほどコストパフォーマンスが良いということです。
アシックスやミズノが開催する対面式のランニングフォームアドバイスは、1万数千円/60分とカシオ モーションセンサーとほぼ同じくらいのコストがかかります。
対面での指導は効果的ですが、時間の確保が難しいことも多いですよね。
ある程度陸上経験のある私(短距離ですが)にとっては、プロや専門家から直接アドバイスを受けるよりも、こうしたモーションセンサーを使って自分のペースで分析・改善を継続的に進められるほうが、目標達成に向けて取り組みやすいと感じました。
ガーミンユーザーでも使う価値はあるのか
「ガーミンと連携できないから、モーションセンサーは意味がない」というのは、実は誤解でした。
屋外で使ってみる限り、ガーミンとの大きな違いは特に感じませんでした。
むしろ、ガーミンでは得られない詳細なフォーム分析データを、カシオ モーションセンサーで手軽に取得できる点に大きな価値を感じています。

今後はトレッドミルでの計測精度も検証していく予定ですが、現時点で言えるのは、ガーミンユーザーにも十分おすすめできる製品だということです。
モーションセンサーの選び方が変わった
この体験を通して、ランニングデバイスやモーションセンサーの選び方に新しい視点が生まれました。
特にApple Watchユーザーにおすすめしたい理由があります。
本格的にランニングを楽しみたいなら、カシオ モーションセンサーを後から追加するのもとても良い選択肢です。
これまでの「ガーミン vs Apple Watch」や「カシオ ランニングウォッチ vs 他社」という枠を超えた、新しい使い方が広がります。
ガーミンと一緒に使うメリットがある
ガーミン派の方でも、こんな方にはランメトリックス・モーションセンサーの併用をおすすめします。
- ランニングフォームをしっかり改善したい
- 自分でトレーニング計画を立てて取り組んでいる
- 詳細なデータ分析に興味がある
「ガーミンかカシオのランニングウォッチか」「どのモーションセンサーがベストか」といった二択で悩む必要はありません。
それぞれの特徴を活かして、うまく使い分けることができますよ。
まとめ
ガーミンユーザーとして1年間迷った末に購入したカシオ モーションセンサーは、期待以上の価値を感じられるものでした。
購入の決め手となったポイント
- トレッドミルにしっかり対応している唯一の選択肢だったこと
- ガーミンでは測れない細かいフォーム分析ができること
- 100点満点の客観的な評価システムがあること
実際に使ってわかったこと
- 初回の62点というリアルな評価を受けられたこと
- レーダーチャートで具体的に改善点がわかること
- 対面でのフォーム指導とほぼ同じくらいのコスパの良さ
ガーミンユーザーのみなさんへ
「ガーミンと連携できないから意味がない」というのは誤解です。
むしろ、ガーミンの苦手な部分を補うデバイスとして、併用することでさらにトレーニングの幅が広がります。
このシリーズを通じて、購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです。
次回からは、より実践的な使い方や設定について詳しくご紹介していきます。




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