Garmin Connect Plus(ガーミンコネクトプラス)を試してみた(3)パフォーマンスダッシュボードの使い方とデータ分析のコツ

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本記事は、Garmin Connect Plus(ガーミンコネクトプラスレビュー)【第3回】です。
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[第1回:Active Intelligenceの概要と初期レビュー]

[第2回:設定方法と使い方のコツ]
[第3回:パフォーマンスダッシュボードを使ってみた]
[第4回:1週間使って見えた実用性と改善ポイント]

パフォーマンスダッシュボードとは?

Garmin Connect +(ガーミンコネクトプラス)の「パフォーマンスダッシュボード」は、Garminウォッチで取得したランニングやサイクリングのデータをPC上でグラフィカルに表示・分析できる機能です。

この記事では、Garmin Connect+の「パフォーマンスダッシュボード」の特徴スマホ版との違いPC版での使い方や活用のコツまで、実際の使用感を早速詳しく紹介します。

特にVO2Max、ピッチ、心拍数、最大上下動など、日々の変化を可視化してトレーニングの質を高めたい方にとって、非常に便利なダッシュボードです。

 

スマホ版との違いとは?

スマホ版Garmin Connectアプリでもデータ確認は可能ですが、情報量やカスタマイズ性はPC版に軍配が上がります。

PC版

 

スマホ版

スマホ版ではグラフが小さく見づらかったり、過去半年までの推移しか表示されないのですが、PC版のダッシュボードでは日・週・月単位での変化が自在にカスタマイズできそうです。

また、スマホ版は「パフォーマンスダッシュボード」が表示されません(2025/4/6現在)。

 

 

パフォーマンスダッシュボードの使い方(PC版)

パフォーマンスダッシュボードに関する設定方法や詳細ついては、前述のガーミン公式サイトの情報以外見つかりませんでした。

ガーミンコネクトプラスの製品紹介で掲載されている画像を見ると、PC版のガーミンコネクトの画面のようです。

実際にアプリを使って試してみたいと思います。

 

Garmin Expresをダウンロードし、ガーミンデバイスを連携する

PC版のガーミンコネクトにアクセスするには、Garmin Expressというアプリをダウンロードし、現在使用しているガーミンデバイスとの連携が必要になります。

手順は下記になります
PC で Garmin Connectを利用する(ガーミン公式サイト)

1.チャージングケーブルでデバイスをPCに接続します。
2.connect.Garmin.com/ja-JP/start/にアクセスします。
3.画面に表示される指示に従い、Garmin Expressをダウンロードし、インストールしてください。(初回のみ)
4.インストール完了後、Garmin Expressを起動します。
5.Garmin Expressにデバイスを追加するには、[デバイスの追加]を選択して、画面に表示される指示に従い操作します。

6.デバイスを無事連携できると、Garmin Expressの画面上に設定したデバイスが表示されます。

PC版 Garmin Connectにアクセスする

1.下記URLにアクセスします
https://connect.garmin.com

デフォルトでは言語が「English」になっているので、プルダウンメニューから「日本語」をクリックします。

 

日本語表示に切り替わったら、「サインイン」をクリック

 

メールアドレス、パスワードを入力してログインをクリック
アカウントを持っていない場合はサインイン下にある「作成」をクリックして作成。

 

ログインすると、下記ダッシュボード画面が表示されます。

ページ左カラムを見ると、「パフォーマンスダッシュボード」というメニューが表示されています。

ここをクリックしてみます。

 

新しいダッシュボードの作成画面から、「ラン」のアイコンをクリックします。


Running」というタイトルのボードが表示されます。

ボード左にある「チャートを追加」のメニューを操作して、ボードにデータを配置していきます。

フィルタリング条件の「統計」と「チャートタイプ」を使うと、両者の組み合わせに合致するデータをボードに配置することができるようです。
試しに操作してみましたが、特に活用できそうなデータを配置できたのか、どうなのか理解に苦しみます。

 

フィルタリング条件の下にあるボタンは、「+」ボタンをクリックすると、該当のデータがチャートに反映されます

 

試しに「平均ペース」と「平均ピッチ」を配置したボードを作成してみました。
データが配置されたら、画面左上の「保存」をクリックして完了です。

 

配置したデータの表示範囲はプルダウンからワンクリックで切り替えられます。

過去7日の比較では、あまり有用ではなさそうですが、

 

過去52週間までさかのぼると、平均ペースは徐々ににタイムが上がっていること、
平均ピッチはペースに比べると、フォームが一定していることが読み取れます。

平均ペース画面下の編集マーク(えんぴつマーク)をクリックすると、

ポップアップで下記画面が表示されました。
画面左にある「オーバーレイデータ」の「+」ボタンをクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。

平均ページと平均心拍数をオーバーレイで表示させると、何か読み取れそうな気もします。

 

実際に使ってみた感想と活用のヒント

これまでにない機能という点では、アクティビティの様々なデータをカスタマイズでき、「分析に役立つ」かもしれません。

しかし、私のような市民ランナーがそのデータを読み取れるかと問われれば、場合によっては間違った解釈に陥ってしまう気がします。

ここで期待したいのは例えば、パフォーマンスダッシュボードで設定したデータをガーミンAIがアクティブインテリジェンス機能を使って解説したり、アドバイスしてくれれば、サブスプリプションとして活用したいという気持ちも湧いてくると思います。

私の場合、ランニングの目標に対して、現状はどのぐらいの状況にあるかを、タイムやVO2Maxの数値を見て一喜一憂しているレベルです。

ガーミンコネクトのスマホ版では最近「Connect+(アクティブインテリジェンス)」が実装され、睡眠・ストレス・ボディバッテリーなどの生活データの変化がわかりやすくなってきています。

今後、パフォーマンスダッシュボードとアクティブインテリジェンスが連携すれば、「疲労がたまってVO2Maxが下がっている」といった相関関係も見えてくるかもしれません。

こういったランニング初心者の悩みを解消してくれる機能としての発展に期待しています。

 

まとめ

パフォーマンスダッシュボードは、トレーニングデータをしっかりと可視化してくれる中・上級者向けの分析ツールではないでしょうか。

ですが、初心者でも数値の推移を見るだけでも面白く、ランニングやフィットネスの継続モチベーションにもつながります

まずはGarmin Expressを使って同期し、PCで自分の「成長の証」を確認してみるという点では試してみる価値は十分あります。

ガーミンコネクトプラスに関しては、過去記事でもまとめています。ぜひご一読ください!

 

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