GarminユーザーがStrava(ストラバ)を本気で使ってみた理由 (2)〜 Athlete Intelligenceは本当に使える?

ガーミンとストラバの違い アプリ
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GarminWatchとGarmin Connectで日々のランニングを記録してきた私ですが、Stravaのサブスクリプション(有料版)を試してみたところ、思いがけない発見がありました。

特に印象的だったのが、「Athlete Intelligence(アスリートインテリジェンス)」というStrava独自の分析機能。
これまで見ていた数値の“意味”が、少しずつ見えるようになった感覚です。

本記事では、Strava無料版ユーザーがサブスクに切り替えた体験をベースに、Athlete Intelligenceの使い心地や、Garmin Connect + との違い**まで詳しくレビューしていきます。

 

無料版でも見れる!Stravaの「Athlete Intelligence」

Strava の無料版を使っていると、たまに目にする「Athlete Intelligence」という通知。無料ユーザーでも、アクティビティ詳細を確認していると、突然このメッセージが気になっていたんです。

たとえば、こんな内容。

「2週間以上ぶりの最速ペースで、すばらしい走りです。無酸素運動ゾーンにかなり入ったことで全体的なフィットネスが向上し、体力アップにつながりました」

この時点では、どうしても「ああ、そうなんだ」で終わってしまいますが、サブスクに登録すると、これが全く違う体験になることに気づきました。

 

サブスク登録は意外と簡単。初月無料もありがたい

料金は月額1,090円(2025年4月時点)。1ヶ月無料トライアル付きなので、気軽に試せるのはありがたいです。

サブスクリプション登録はiOS経由でスムーズに完了。初月無料が適用されました。

登録後にはこんな画面が登場します。

stravaサブスクリプション完了画面

すぐにサブスク機能が解放され、以下のような機能にアクセス可能になりました。

STRAVAサブスクリプション機能説明の画面

  • Athlete Intelligenceの全文表示
  • トレーニング負荷の可視化
  • パフォーマンス曲線の確認
  • セグメントランキングの詳細分析
  • ルート提案とヒートマップの活用

豊富にあるため、どれから試してみようか迷います。

 

Athlete Intelligenceの全文表示にびっくり!

こちらがサブスク登録後に初めて全文読めたインサイトの一例です。

平均ペースは30日平均より遅めだけど、相対的エフォートは高く、心拍数も最近の記録を更新しています。

直近のランニングに関しての気づきをサマリーにして通知してくれるのは、かなりありがたいです。

アスリートインテリジェンス画面の一例

「もっと見る」をクリックすると、

今回のランニングを以下のポイントで分析してくれています。

  • 30日間の平均ペースよりもやや遅め
  • 相対的エフォート(25)は平均以上
  • 心拍数ゾーン2(適度)に70.4%以上を費やした
  • 安定したトレーニングを示している
  • 最終キロは4:34と、走りの終盤に加速する強さを見せた

ひとつの文章にまとめているため、少々読みづらいですが、過去のデータやチャート、グラフを読み返す必要もなく、これだけの情報をプッシュしてもらえるとトレーニングの成果を理解でき、モチベーションの維持にも繋がります。

 

Garmin Connect + の「アクティブインテリジェンス」との違いは?

Garmin Connect + でも、似たような「Active Intelligence(アクティブインテリジェンス)」が搭載されています。

こちらは「今日のランがどんな効果をもたらしたか」にフォーカスしています。

下記キャプチャは、GarminのActive Intelligence(左)とStravaのAthlete Intelligence(右)の一例になります。

同じ日のランニングデータでそれぞれのコメントをしているか、見ていきましょう。

ガーミンとストラバの違い

GarminのActive Intelligence

  • 今日のトレッドミルランニングは47分で10.44kmを平均ペース4分31秒で走り終えた
  • このトレーニングは最大酸素摂取量を刺激し、高強度有酸素運動負荷を高めるのに十分な強度
  • 激しいトレーニングの後には回復を優先

 

StravaのAthlete Intelligence

  • 過去30日間の中で平均ペース4’46″/kmを上回る4’31″/kmで印象的な走り
  • 相対的エフォートは51で平均以上
  • 主に閾値(しきいち)と、テンポゾーンで走り、心拍数は145と安定

Garminは身体への影響やコンディショニング分析がメインなのに対して、Stravaは1回のランを過去データと紐づけて深堀りしつつフィードバックしてくれます。

ここまでの両者は違いがあるというよりは、方向性が違っており、むしろ補完関係にあると感じました。

どちらを使うかは、今のところはまだ決めきれない、ですね。

 

1週間使ってみての正直な感想

StravaサブスクのAthlete Intelligenceは、走った内容に対して直感的な気づきを与えてくれるのが最大のメリット。

「数字じゃなく、“意味”で振り返れる

そんな感覚です。

今まで“ただの数字”だった心拍数やペースが、“ストーリー”として理解できたといえます。

Stravaサブスクにはまだまだたくさんの機能が搭載されています。

無料期間まで、引き続き試していきたいと考えています。

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