ガーミンフォアランナー265を使用して行く中で、純正ベルトへの不満が生じてきました。
購入から1年が経過していますが、これまでに3つのベルトを試しています。
1つ目はガーミン純正ベルト、2つ目はシリコン製互換ベルト、3つ目はナイロンベルトです。
価格、デザイン、装着感、耐久性、メンテナンス性に関して5段階で示し、私の率直な感想を述べさせていただきました。ベルト選びの参考にぜひご活用ください。
比較対象のベルト
純正ベルト:Quick Release バンド 22mm Black / Silver
価格 ★★
デザイン ★
装着感 ★★★★★
耐久性 ★★
メンテナンス性 ★★★★★
ランニングに特化したフォアランナーの純正品だけあって、装着感、メンテナンス性は文句なしで星5つを選びました。
しかし、ベルトのデザインは星1つ。私はブラックモデルを使用しているのですが、純正ベルトのカラーリングがどうしても好きになれません。
ベルトの外側はブラックなのに、内側にグレーが配置されています。この2トーンカラーが個人的にはちょっと残念。
価格は税込で4,950円。他の2モデルとの比較上、高めの価格ということで星2つとさせていただきました。
耐久性に関しては、ちょっと気になる不安な点があります……。
写真は装着から半年経過したもの。
ベルト表面のかすれがかなり進んでおり、特に留め具と接触する箇所のかすれ具合は劣化が激しいです。
その意味で耐久性は星2つとしています。今のところすり切れたりしていませんが、たった半年ほどでここまで劣化するのはどうなんでしょうか。
装着感は星5つ、さすが純正品です。購入した直後から腕にしっくりとなじみます。
ベルの厚みや材質に関しては、着け心地を計算した上で製品化されていると感じるレベルです。
留め具の質感も互換品と比べると、価格が高いだけあって、チープな感じはありません。
ベルトの付け替えもスムーズに行え、汗をかいてよごれたら水洗いして拭き取ればすぐ杖ます。そういう点では、メンテナンス性もバツグン、星5つとさせていただきました。
シリコン製互換ベルト:ATiC スマートウォッチバンド 替えベルト
今回紹介しているATiC スマートウォッチバンドと、純正バンドの比較になります。
価格 ★★★★
デザイン ★★★
装着感 ★★★
耐久性 ★★★
メンテナンス性 ★★★★★
価格は5つ星。ATiC スマートウォッチバンドはAmazonだと1,000円弱で買えます。
こんなに安いと「品質的に大丈夫なのか」と心配になりますが、半年近く使用してみましたが不満な点を感じることはなかったです。
ベルトのカラーについては希望どおりのオールブラックのタイプを見つけることができました。
しかし、ベルト表面のグリッド模様と留め具のキラキラした質感があまり好みではないため、デザインは星3つとさせていただきました。
ATiC スマートウォッチバンドは、純正品とほぼ同等の厚みで、しなり具合、柔らかさも遜色ないという印象でした。
しかし、装着感については星3つとさせていただきました。
このベルトには、時計バンドの遊革(ゆうかく)という、バンドの先端を固定する部品が、2つ装着されています。
これが2つ付いていると、時計の着脱に手間取ってしまうため、途中で一つ外して使っていました。
最近になって気づいたのですが、ベルトがヘタってくると遊革がベルトの先端を固定できず、走行中にはずれているということが発生したのです。
以来、遊革は2つ装着していますが、時計の着脱がかなり面倒です。
シリコンゴムのためなのか、留め具と接触するベルト表面がやはり、かすれてきます。
ただし、純正品ほど劣化していないの不思議です。両者の価格を比較すると、純正品のほうが劣化に強いのではと思ってしまうので。
メンテナンス性については、純正品と同様の理由で星5つとさせていただきました。
ナイロンベルト:Runostrich 腕時計バンド
価格 ★★★★
デザイン ★★★
装着感 ★★★★★
耐久性 ★★★
メンテナンス性 ★★
前述の2つのシリコンベルトとナイロンベルトの違いは、腕への巻き付け具合を微妙に調整できるかどうかです。
そういう意味では、ナイロンベルトは装着に関しては、シリコンベルトに勝る点が多く、装着感は星5つを選びました。
通気性も良く、汗をかいた際もベルトとの接触面に汗がたまるようなこともありません。
ただし、場合によってはナイロン素材がかゆい、という方もいらっしゃると思います。シリコンベルトで肌荒れしてしまう方と同様に、実際に装着してみることをおすすめします。
価格に関しては、ATiCの互換品同様、1,000円以下で購入できるモデルもあるので星5つとさせていただきました。
デザイン、耐久性については、今回紹介したナイロンベルトについては価格を考慮した場合、可も不可もないという意味で星3つを選んでいます。
メンテナンス性については、濡れたり汚れたりした場合、ベルトを丸ごと水洗い可能なのでシリコンベルト同様に便利です。
しかし、使ってみるまで気づかなかったのですが、ナイロンベルトは濡れると水分を吸収するため、乾くまでに多少時間がかかります。
洗った後タオル等でしっかり水分を拭き取ればいいとも思ったのですが、完全には拭き取れません。
洗ったベルトが乾くまで、他のベルトに交換するという手間も生じました。
そういう点でメンテナンス性は星2つとさせていただきました。
まとめ
純正ベルトは、装着感とメンテナンス性の高さが魅力ですが、デザインが好みでないという声も。耐久性に関しては、半年ほどでベルト表面に擦れが見られ、やや物足りなさを感じました。
シリコン製互換ベルトは、純正ベルトに比べて価格が安く、デザインも豊富です。しかし、装着感はやや劣り、耐久性も純正ベルトほどではありませんでした。
ナイロンベルトは、通気性がよく、装着感が抜群です。しかし、濡れた際に乾くまでに時間がかかるという点がデメリットとして挙げられます。
結論として、どのベルトを選ぶかは、個人の好みや優先順位によって異なります。デザインを重視するなら交換ベルト、装着感を重視するなら純正ベルト、通気性を重視するならナイロンベルトといったように、それぞれのメリットデメリットを比較して、自分に合ったベルトを選ぶことが大切です。
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