ランニングウォッチ、特にGarmin(ガーミン)を購入した直後、「まずどこを設定すればいいの?」と迷う人は少なくありません。
実は最初の設定次第で、日々のランニングが圧倒的に快適になります。
この記事では、「ガーミン 設定 おすすめ」という視点から、私自身がランニング歴の中での経験をもとに、特にGarmin Forerunner 265で実感した「これは最初にやっておくといい」と思った設定内容を詳しく紹介します。
そもそもランニングウォッチは必要か?
私自身、最初はスマホとNike Run Clubアプリでランニングを始めました。
特に最初の目標は、「今週は何キロ走れたか」「一度に何キロ走れたか」でした。
ペースも心拍数も意識していませんでした。
Garminを導入したのは、ある程度走れるようになってからでした。
「5kmを週何回走れるか」にチャレンジし、「10kmや1時間ラン」が当たり前になると、次第にペースや心拍数が気になりはじめたからです。
つまり、Garminの真価が発揮されるのは、「ただ走る」から「賢く走る」ステージに進んだ時から始まります。
とはいえ、最初に正しく設定することが、データを活用できるようになる近道でもあります。
ガーミン設定おすすめ①:まずは「トレーニングページ」を最適化
Garminウォッチの「トレーニングページ」とは、ランニング中に表示される情報画面です。
最初は「いろいろ試してみたい!」と思いがちですが、決して間違っていません。
私も最初は気がすむまで様々な画面を試していきました。
ひと通り試して見た結果、トレーニング画面は最初は4項目ぐらいのデータを表示されるのが最適と気づきました。
例えば、私が現在も実際に使用している画面の一例です。(写真はGarmin Forerunner 265)
- 1段目:心拍数
- 2段目:左に「距離」、右に「ペース」
- 3段目:時刻
ガーミン設定おすすめ②:ウォッチフェイスとConnect IQアプリの選び方
ランニング中のトレーニング画面はシンプルなものか扱いやすいのですが、自分で設定するとなると少々厄介です。
ガーミンでは、Connect IQというアプリが用意されていて、ウォッチフェイスはもちろん、ランニング専用のトレーニング画面もラインアップされています。
ランニング用のトレーニング画面としておすすめなのが「RunningDF4」。
前述の心拍数、距離、ペース、トータルタイムがデフォルトで設定されており、自分のスマホにダウルロードすれば、すぐ使えます。
画面の配色やデータ項目の配置位置などのちょっとしたカスタマイズも行え、しかも無料で使えます。
他にもいくつかの画面を試しましたが、画面の配色や配置するデータ項目の数によっては、走行しながらの確認が難しくなる事も試してみて分かりました。
自分のガーミンにダウンロードしたトレーニング画面を設定する方法ですが、こちらもなれていないと最初は戸惑います。
ガーミン設定おすすめ③:自動ラップ・ポーズ・スクロールをどう設定するか?
初期設定を見直す中で気になったのが、以下の3つです。
- 自動ラップ:距離「1km」がおすすめ。ラップペースの変化がわかりやすいです。
- 自動ポーズ:オフにしています。立ち止まっても反応が遅れ、実際のタイムとずれるため。
- 自動スクロール:これもオフ。初心者のうちは、画面1つに4項目程度にまとめておくのがベストです。
※スクロール機能は「ピッチ・ストライド・設置時間」と「心拍・ペース・距離」などを交互に確認したい人には便利。ただし、これはもう少し慣れてからでOKです。
ガーミン設定おすすめ④:トレッドミルやフォーム改善時は「画面追加」で対応
Garminは複数のトレーニングページを作成可能です。たとえばトレッドミル用に「ピッチ・ストライド・接地時間」などを表示する画面を用意しておくと、外ランと切り替えて活用できます。
私もフォーム改善を意識する日は、専用画面でピッチや左右バランスを確認しながら走っています。毎回ではなく、目的別に使い分けるのがコツです。
ガーミンが教えてくれる「守る勇気」
走力がついてくると、つい「もっと速く」「もっと長く」となりがち。ですが、オーバートレーニングによる故障は避けたいものです。
Garminのトレーニングページで設定したペースや心拍ゾーンをあえて「守る」ことで、狙ったトレーニングの質を落とさない、という考え方もあります。
これは意識が高まってからわかったことですが、「設定を信じて守る勇気」も、Garminのデータがあるからこそ得られる発見でした。
【まとめ】ガーミン設定おすすめは「見やすく、最低限から」
最後に、今回紹介した「ガーミン設定おすすめ」内容をまとめます。
- 最初のトレーニングページは4項目で十分
- デフォルト設定は優秀、無理に変えなくてよい
- ウォッチフェイスは「見た目」より「見やすさ」重視
- 自動ラップは1km、自動ポーズはオフ、自動スクロールも基本オフ
- ペースや目的に応じて画面を増やすのは、慣れてからでOK
- Garminは「攻める」だけでなく「守る」ためにも使える
今後のシリーズでは、Garmin Connectでの活用方法や、ワークアウト設定のコツなども紹介していく予定です。この記事が「ガーミン設定どうしたらいい?」と迷っている方の参考になれば幸いです。
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