なんとなく片足だけ疲れる…その違和感、実は数値で証明できます
「右足だけふくらはぎが張る」 「左の靴底だけ早く減る」 「なんとなく走りがギクシャクしている気がする」
もしかして、そんな経験はありませんか?
私もそうでした。長距離を走ると決まって右足に疲労が集中し、「体質だから仕方ない」と諦めていました。
モーションセンサーが暴いた衝撃の事実
そんな私がCASIO × ASICSモーションセンサーを使い始めたのは、単純にトレッドミルでの精度向上が目的でした。
VO₂MAXやランニングアドバイスといった”派手な機能”ばかりに目を奪われ、「詳細データなんて普段は見ないだろう」と思っていました。
ところが、20項目近くある計測データを何気なく眺めていたとき、愕然とする数字を発見したのです。

11回/分のピッチ差。8cmのストライド差。
数字で見ると、想像以上にランニングフォームのバランスが崩れていることが明らかになったのです。
この瞬間、「自分の走りって、意外と左右でこんなに違うんだ」という新しい発見がありました。
そして何より、漠然とした「なんとなく」が、具体的な「数値」として見えるようになったことに驚きました。
この記事では、左右差の発見から始まり、その原因分析、そして私が実際に取り組んでいるランニングフォーム改善アクションまでをご紹介します。
もしあなたも「なんとなく走りに違和感がある」と感じているなら、きっと参考になるはずです。
なぜ私だけ?左右差を生む3つの身体的要因

左右差はランニングフォームだけの問題ではなく、体のクセや過去のケガ、筋力・柔軟性の偏りも大きく関わっています。
私自身のケースを振り返ると、次の3つが大きな要因になっていました。
利き足による蹴り出しの偏り
私は利き足が左なので、左の蹴り出しが強いようです。
その結果、反対側の右足には着地の衝撃が集中しやすく、左右差が顕著に表れていることがデータからも読み取ることができます。
「左で攻めて、右で受ける」ようなアンバランスなランニングフォームになっているようです。
右足の骨折歴(2回)
過去に右足を2度骨折した経験があります。
走っているときは意識していなくても、無意識にかばう動きが残っているのかもしれません。
これがランニングフォームにも影響を及ぼしているかもしれません。
柔軟性の偏りと骨盤の安定性

柔軟性の面でも偏りがあります。
股関節やもも前側の柔軟性は割と高い方ですが、それと比べるとハムストリングスがかなり堅いです。
筋肉の柔軟性が前と後ろでアンバランスなため骨盤の安定性がキープできていないのかもしれません。
その結果として、走行中に左右の振れやズレが生じているようです。
特に長い距離を走ると、骨盤の傾きが積み重なり、左右差として数値にも現れているようです。
このように、左右差は正しいランニングフォームやシューズ選びだけでなく、体のクセや特徴そのものが大きく関係しています。
「なぜ自分は左右で差が出るのか?」を探るとき、過去のケガや柔軟性のクセを振り返ることも大事。
原因をより明確にするヒントが隠れています。
データと体感をつなぐ!私が実践している左右差チェック法
左右差を自覚したことで、「データを見るだけ」ではなく、実際の走りや日常の動作で”確認する”習慣を取り入れてみることにしました。
つまり、数字と感覚をつなげるために、自分の体の動きを細かくチェックするということです。
私が日常的に行っているセルフチェックとアクションは以下の通りです。
日常の歩行でバレる|あなたの隠れた走りグセ

普段の歩き方にも左右差はにじみ出ます。
私は「つま先で蹴り上げる」クセがあるため、かかとから着地できているかを意識的に確認。
日常の歩行でも「左右のリズムは?」「地面を叩く音は?」など、違和感や差異はないかを時々チェックしています。
- かかとから着地できているか確認
- 蹴り出しが強すぎないか意識
- 左右の歩幅・リズムをそろえる
靴底は嘘をつかない|減り方で分かる走りの偏り

走行データだけでなく、靴底の減り方からも偏りが見えます。
左右どちらか一方の外側だけ極端に削れていれば、ランニングフォームのアンバランスを示すサインです。
- 靴底の外側・内側の減りを観察
- 左右の減り方を比較する
- 減りが偏っていたら買い替えを検討
片足立ちテストで骨盤の安定性をチェック

走る前後に片足立ちや片足スクワットを試すと、骨盤や体幹の安定性がチェックできます。
私の場合は右足のほうがぐらつきやすいため、意識的に時間をかけて実施。
「走る動き」ではなく「支える力」を整える感覚です。
- 片足立ちでぐらつきの有無を確認
- 左右でスクワットの安定感を比較
- 弱い側を重点的に補強
ランニングフォーム改善ドリル|走行中の意識改革
走る中でも意識の持ち方を変えてみました。
例えば「かかとからミッドフットへの着地」や「股関節から脚を後ろに押し出す感覚」を確認しながらのジョグを取り入れています。
自分の体感で「左右の着地のそろい具合」を確かめるようにしていますが、明らかに違うという感覚はまだつかめていません。
- かかと→ミッドフットの着地を意識
- 股関節から脚を伸ばす感覚を確認
- データよりも体感を優先して左右をそろえる
弱点ハムストリングス強化作戦|左右差を減らすマシン活用法
さらに、下半身の安定を高めるために、ジムのマシンも活用しています。
弱点だったハムストリングスを中心に、バランスよく補強することで骨盤の安定性を高め、左右差を和らげることを狙っています。
取り入れている主なマシン種目
レッグプレス
レッグエクステンション
レッグカール
• レッグプレス:太もも全体とお尻を強化。走りの蹴り出し動作を支える。
• レッグエクステンション:大腿四頭筋を集中的に鍛え、着地時の支えを安定させる。
• レッグカール:ハムストリングスをピンポイントで補強し、骨盤が前傾・後傾に偏らないようにする。
• ヒップスラスト:お尻とハムストリングスを同時に鍛え、ランニング時の推進力と骨盤の安定性を強化。
左右差を考慮したランニングシューズ選び方
左右差を意識するようになってから、ランニングシューズ選び方も見直しています。
現在は アシックス ノヴァブラスト3、エボライドスピード3、ホカ クリフトン10を候補にしています。
従来のランニングシューズ選び方との違い
一般的なランニングシューズ選び方では、以下の要素を重視します:
- 足型や足幅のフィット感
- 用途別の機能(クッション性、軽量性、反発性)
- ランニングのレベルや走行距離
しかし左右差があるランナーの場合、これだけでは不十分です。
左右差ランナー向けランニングシューズ選び
ホカ クリフトン10
安定性重視(ジョグ・長距離用):厚底クッションが着地衝撃の左右差を吸収
出典:https://www.hoka.com/jp/
アシックス エボライドスピード3
推進力サポート(テンポ・スピード練習用):ロッカー構造で自然な重心移動を促進し、左右差を軽減
出典:https://www.asics.com/jp/ja-jp/
アシックス ノヴァブラスト3
バランス重視(オールラウンド):適度な安定性と推進力のバランスで、左右差をカバー
出典:https://www.asics.com/jp/ja-jp/
ジョグでは安定性の高いモデル、スピード練習ではロッカー感の強いモデルといった使い分けを意識しつつ、どのタイプが自分の左右差に合っているかを引き続き調べていきます。
左右差を減らすために意識していること
左右差を減らすためには、セルフチェックや補強トレーニング、そしてランニングシューズ選び方をどう活かしていくかが課題だと感じています。
特に意識したいのは、着地時の沈み込みをコントロールすることと、速めのテンポ走や坂道でどこに負担がかかっているのかを明確にすることです。
現状は「差が出ている」という認識にとどまっていますが、今後はデータと感覚を組み合わせながら、走りの中で少しずつバランスを整えていくことを狙っています。
ランニングフォーム改善の狙うポイント
走りを変える、”使えるガジェット”
今回の気づきやランニングフォーム改善アクションは、すべて「数値化されたデータ」があったからこそ得られたものです。

CASIO × ASICSモーションセンサーを使わず感覚だけに頼っていたら、「なんとなく右足のふくらはぎが張る」「左足の沈み込みが強い気がする」で終わっていたと思います。
CASIO × ASICSモーションセンサーを使うことで、左右差が客観的に”見える化”され、自分の体感と数字がしっかりリンクしました。
特に有効だと感じているのは以下の点です。
モーションセンサーは「データを眺めるだけのガジェット」ではなく、走りのクセやランニングフォーム改善のヒントを与えてくれる”使える相棒”だと実感しています。
まとめ
左右差は単なるクセではなく、過去のケガや走行習慣、身体の使い方の偏りなどが数値として現れることもあります。 私自身も、左利き足・右足の骨折歴・柔軟性の左右差といった背景を意識しながら、ランニングフォーム改善ドリルや筋力補強、ランニングシューズ選び方の工夫などに取り組んでいます。
こうしたランニングフォーム改善の方向性を考えるうえで、大きな助けになったのが「モーションセンサーによるデータ」でした。感覚だけでは気づきにくい左右差や変化も、数値として”見える化”されることで、改善ポイントを明確にできたのです。
もしあなたも「自分の走りに気になる点がある」と感じているなら、ぜひ一度モーションセンサーを手に入れてみてください。 数字と体感を結びつけることで、正しいランニングフォームを目指すヒントがきっと見つかるはずです。



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