50代ランナーが直面する現実|同じ練習量でも疲労が抜けず、思うように成果が出ない理由とは?

50代になり、これまでのように走り込むだけでは成果が出にくく、疲労が蓄積しやすいことを実感しています。
「効率的に走り続けるには何をすべきか?」という課題から、フォーム分析・改善にも活用できるカシオ モーションセンサーに注目しました。
筋力も持久力もがむしゃらに鍛えることができた時代はとうの昔に過ぎています。
最近は、数年前と同じ練習量をこなすと疲労が蓄積しやすく、結果として成果が出ていないと感じる事が多々あります。
速く走れるためにできることは何か常に探していく中で、データを活用することに目を向けるようになりました。
カシオ モーションセンサー導入の理由|ジムのトレッドミルでも屋外でも、効率的にフォーム改善ができる
出典:https://www.casio.co.jp/
ランメトリックスを使い始めたのは、トレッドミル対応であることを知ったからです。
その理由は過去記事でも紹介していますので、ぜひご一読ください。
ジムでの室内練習でもフォームデータを取得できる点に魅力を感じたわけです。
購入してから2週間で計11回の計測を行い、そのうち2回はトレッドミルで走行しました。1回あたりの走行距離は約5kmです。
計測データは計22種類の項目がテーブル表示され、左右別の平均も確認できます。
ほぼ理解できない項目ばかりですが、ここは一度にすべてを把握する必要はありません。
ランニングアドバイスのメニューでは、この数あるデータの中から「注目すべき指標」としてデータの見方と改善アドバイスがもらえます。
私の場合は「減速量」というデータに着目するよう、まずアドバイスが来ました。この数値を意識する事がランニングフォームの改善に、どうやらつながるという事です。
そのほかにも、速いペースでは「スムーズな重心移動」と「減速量を低くすること」がアドバイスされています。
体重の乗り込みがやや遅いのが原因のようです。
前傾姿勢の試行錯誤|総合スコアが逆に下がった意外な原因と、自分の弱点の見つけ方
スムーズな重心移動、減速量を改善するために前傾姿勢を意識することから始めました。
走り方をいろいろ変えてみましたが、ランメトリクスの総合スコアは最大64あたりで高止まり。
フォーム改善を試したことが逆効果となり、スコアが60まで下降したこともあります。
前傾姿勢を意識したつもりが、反り腰になっていた事が原因でした。

この2週間でいろいろと試してみました。
走り始めはフォームが崩れにくいのでかなり意識して改善した走りを行ってみましたが、スコアは1〜2点ほどしか上がらないようです。
たった2週間で気づいた“フォーム改善の手応え
たかだか2週間では目に見える効果はほとんど現れないというのが、最初の印象でした。
しかし、使用開始から1週間後のアドバイスでは「しっかり路面を蹴って進むことができている」といったポジティブな評価も出るようになりました。

体感としての変化はまだないものの、33度・湿度60%という酷暑の条件でも4:50/km台をキープできているのも、フォーム改善の効果と感じています。
スピード別にフォーム検証!トレッドミルで見えた減速の壁
フォーム改善の別アプローチとして、トレッドミルで5パターンの走行スピードで減速量を計測してみました。
設定は以下になります。
傾斜1%で固定
5km/h→7km/h→9km/h→11km/h→13km/hで各5分間走行
このテストで、自分の走りの特長がさらに浮き彫りになりました。
ウォームアップのペースではイメージに近い走りができているものの、レースペースになると走りが徐々に崩れていることが確認できました。
前述のランニングアドバイスに「しっかり路面を蹴って進むことができている」という評価がありました。
これはペースが上がると「しっかり路面を蹴って進んでいる」ため、「スムーズな重心移動」ができなくなっていると想定できます。
その結果「減速量を低くすること」ができず、意識したいフォームから遠ざかってしまっている、「蹴り込む走り」に無意識で移行してしまっているサインと考えられます。
スピードに乗ると効率良い走りから遠のいてしまうという、自分の弱点が明確になったのは大きな収穫でした。
Garminだけでは見えない“減速量”という指標
この「減速量」の計測こそ、カシオ モーションセンサーを使う最大の強みです。
Garminウォッチでは心拍数やピッチ・ストライドといった一般的な指標は取れますが、減速量のように「どれだけ効率よく前進できているか」を可視化することはできません。
ランメトリクスのアプリ画面
1kmごとの計測データがアプリでも確認可能
ガーミンコネクトのアプリ画面
計測データは平均値もしくは全体のデータが大半
私自身、Garminでのデータ分析だけでは「何となく効率よく走れている」と思い込み、弱点を見逃していました。
しかしモーションセンサーを組み合わせることで、Garminでは限界がある部分を補完し、改善の具体的な方向性を掴むことができています。
具体的な改善ポイント|アドバイスをそのまま走りに反映し、少しずつフォームを向上させる方法
- ピッチの維持:速いペースでも安定
- 骨盤の前傾・後傾:反り腰の補正
- 重心移動と減速量:路面を効率的に蹴れているかを確認
専用アプリと連携させると、計測後すぐに自分の走りの癖や改善点を確認できます。
「ピッチが少し低め」「骨盤がやや後傾気味」など、具体的で実践的なアドバイスが画面に表示されるため、走りながら改善点を意識しやすいのも助かっています。



パーソナルコーチングアドバイスは、少しのフォームの変化でも更新されるので、改善の順序や優先度を判断するのに最適です。
Garminとの併用メリット|50代ランナーでも疲労を溜めずに、総合データとフォーム改善を両立させるコツ
私はGarmin Forerunner265で日々のランニング管理を行ってきました。
心拍数やVO2MAX、回復時間など、膨大なデータを蓄積できるのはGarminの強みです。
しかし、フォーム改善に関しては抽象的で、具体的に意識することは難しいこともありました。
そこで、日常的なデータ管理はGarmin、フォームチェックはランメトリックスという使い分けが有効だと感じています。
両者を併用することで、50代ランナーでも総合的な走力の維持とフォーム改善を同時に進められるのが大きな利点です。
まとめと今後への期待|データに振り回されず、効率的に走力を上げるために私が実感したこと
2週間の使用で、カシオ モーションセンサーを通じて、50代ランナーの私が抱える課題と向き合うきっかけになりました。
「感覚」から「具体的な指標」へ
これまで感覚で判断していた走りの調子を、フォームという具体的な指標で理解できるようになりました。
スコアやアドバイスをもとに少しずつ意識を変えることで、短期間でもフォームの安定感や効率を意識できるようになりました。
数値が語るフォーム改善──“なんとなく”練習からの脱却
50代以降は走り込むだけで劇的な成長は期待できません。
疲労が蓄積しやすく、成果も出にくくなります。
だからこそ、自分の弱点を把握し、改善の順序を考えながら走ることが重要です。ランメトリックスはその材料を提供してくれます。
ガーミンとの併用で広がる可能性
Garminで日々の管理、ランメトリックスでフォーム改善。両者を組み合わせることで、50代ランナーでも総合的な走力とフォーム改善を同時に進めることが可能です。
総合スコア70点台へ?今後の伸びしろに期待
現状ではGarminとの連携ができないため、データ統合には手動作業が必要です。
今後、ランメトリックスが他社デバイスとの連携機能を充実させれば、走行データの取得とフォーム分析を理想的に組み合わせることができ、より効率的に走力向上を目指せるでしょう。
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