【はじめに】Garmin Forerunner 265・2年使用、そして今

現在所有のGarmin Forerunner 265(以下265)が購入から丸2年。バッテリーに劣化のサインが出始めました。
同じく265を愛用し、今まさに買い替えを検討しているランナーの皆さんへ—このタイミングで「何を選ぶべきか」を、2年間の実体験に基づいて徹底解説します。
265で学んだこと、265に満足していること、そして「今だからこそ」見える選択肢。
これらを踏まえ、最新モデルも含めて比較検討した結果を、この記事でお届けします。
Garmin Forerunner 265・2年の実体験から見える、選び方の軸
265で2年間、何を感じたのか
265を2年使い込み、毎日のトレーニングから日常使いまで、あらゆるシーンで265と共にしてきた経験から、その価値と限界が見えてきたのです。
265が優れていたこと
まず何より感じたのは、265が「毎日つけていることを忘れさせてくれる」ほどの快適であるということです。
265の限界に気づいたこと
ただし、2年使い続けたからこそ、気になり始めた課題もあります。
何を優先するか — 判断軸の重要性
この2年の経験から気づいたのは、買い替える際に最も大切なのは「何を優先するか」という判断軸です。
スペック表を見比べるのではなく、自分がランニングウォッチに何を求めているのかを明確にすることが、後悔しない選択につながるのです。
今だからこそ見える、ランニングウォッチ選びの軸
265で学んだ2年の経験を踏まえて、買い替え検討時に見えた判断軸があります。
単に「最新だから」「高いから良い」という基準ではなく、自分のランニングスタイルと優先順位に合わせて選ぶための、実践的な6つの軸を紹介します。
- 軽さ・装着感:毎日つけるストレスのなさが最優先(265で学んだ価値)
- バッテリー持ち:バッテリー劣化を経験したからこそ、次は重視したい最重要項目
- ナビ・地図機能:265の限界を感じて、今なら必要性に気づき始めた新しいニーズ
- トレーニング指標・解析機能:走った結果をどう活用したいか、運用スタイルによって重要性が変わる
- 価格・費用対効果:性能と予算のバランスをどこに設定するか
- 将来の用途拡張:ロード・トレイル・長距離など、使用期間とプレイスタイルの想定
この6つの軸で、最新モデルを比較すると、選ぶべきモデルが見えてきます。
自分の優先順位を決めることが、後悔しない買い替えの第一歩です。
主要ブランド4社の「得意・不得意」を理解する
265から買い替えを検討する際、Garmin以外も含めて検討する価値があります。
2024年現在、主要ブランドは以下の4社です。
Garmin(Forerunner 系)

⭕️ 優位性・強み:
- スポーツウォッチ分野における老舗・王道ブランド。バッテリー・GPS精度・機能面で信頼が高い
- モデルラインナップが豊富で、初心者〜上級者、ランニング〜トレイル〜マルチスポーツまで幅広くカバー
- アクセサリー・サードパーティ連携(ベルト交換、ペースセンサーなど)やアプリ・コミュニティが充実
- 地図機能・マルチバンドGPSを搭載した上位モデルで、長距離・トレイル用途にも対応
👍️ メリット:
- 265を使ってきた人なら、乗り換えのハードルが低い
- 使い勝手・操作・データ可視化・サポートが成熟している
- 将来的な拡張(マルチスポーツ、ウルトラ、トレイル)に対応しやすい
❌️ デメリット・注意点:
- コストが高くなりやすく、特に上位モデルでは価格が大きく跳ね上がる
- モデルによっては「大きめ・重め」と感じることがある
- 機能が多すぎて「使い切れない」可能性がある
COROS(Pace 系列)

⭕️ 優位性・強み:
- バッテリー性能・軽量設計・ランニング特化の設計で「走ること」にフォーカス
- コスパが良く、同等クラスの機能を持ちながら価格が控えめ
- UI・設定がシンプルで「走る・トレーニングする」人向けに特化
👍️ メリット:
- 軽量なモデルが多く、265の軽快さを維持しながら乗り換える価値
- バッテリー持ちが優秀で、バッテリー劣化の悩みから完全に解放される
- モデル数・価格帯ともに選びやすく、「必要十分」を狙いやすい
❌️ デメリット・注意点:
- Garminに比べるとブランド規模・アクセサリー・コミュニティ規模がやや小さい
- 地図・マップ表示・ナビ機能で上位モデルに比べ弱みあり
- スマートウォッチ機能(音楽・決済)ではGarminに劣る
Suunto(Race 系列)

⭕️ 優位性・強み:
- アウトドア・トレイル・長距離使用を視野に設計
- ナビ・耐久性・バッテリーに強み
- デザイン・質感が良く、所有満足感高め
👍️ メリット:
- 長距離・トレイルコースで信頼できる性能
- 軽量モデルから本格モデルまでラインナップがある
- ブランド替え・差別化を求める人にとって満足度高め
❌️ デメリット・注意点:
- モデルによっては「重め、大きめ」と感じることがある
- ランニング特化ではなく「アウトドア多用途」寄りの設計
- アプリ・エコシステム・アクセサリー規模でGarminに及ばない
Polar(Vantage 系列)

⭕️ 優位性・強み:
- トレーニング解析・回復・心拍/睡眠/体調管理といった「データ駆動型トレーニング」に強み
- 比較的軽量モデルが多く、ランニング用途に割り切った仕様も選べる
- コストパフォーマンスが高い
👍️ メリット:
- 科学的/分析的アプローチを重視したトレーニング管理ができる
- ランニング以外の多スポーツ用途にも対応しつつ、ロードランナー目線でも使いやすい
- 価格帯がバランスよく、「機能対コスト」が優れている
❌️ デメリット・注意点:
- 地図・ナビ・マルチバンドGPS・スマートウォッチ的機能で物足りないことがある
- アプリ・データ共有・アクセサリー規模がGarmin比で劣る
- 所有満足感/デザイン重視という点ではやや控えめ
ブランド比較表:判断軸で見る強み・弱み
※5段階評価:★★★★★(5.0)= 最高評価 ~ ★★(1.0)= 低い
※各ブランドの代表モデルを基準に評価
| ブランド | 軽さ・装着感 | 電池持ち | ナビ・地図 | 解析指標 | コスト効率 | 将来汎用性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Garmin | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
| COROS | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
| Suunto | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
| Polar | ★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
比較表から見える「各ブランドの戦略と特長」
上の比較表を見ると、各ブランドの「何を大事にしているか」が一目瞭然です。ランニングウォッチを選ぶ際、この表を使ってあなたの優先順位と照らし合わせることが、最適なモデル選びのカギになります。
Garmin:すべてのニーズに対応する総合性を重視
Garminは「すべてのニーズに対応する総合性」を重視しています。ナビ・地図(5.0)、解析指標(5.0)、将来汎用性(5.0)で満点に近い高得点を獲得しており、「あらゆるシーンで対応できるウォッチを目指す」という哲学が表れています。ただしコスト効率(3.0)では他社に譲っており、その信頼性と機能の代償が価格に反映されています。
COROS:ランニングに特化した軽さとバッテリー稼働」を徹底的に追求
COROSは「ランニングに特化した軽さとバッテリー稼働」を徹底的に追求しています。軽さ・装着感(5.0)、電池持ち(5.0)、コスト効率(5.0の3項目で満点であり、「シンプルかつ高性能」というコンセプトが徹底されています。一方、ナビ・地図(3.0)では制約があり、ランニング以外の多用途には対応力が限定的です。
Suunto:アウトドア全般への対応とバッテリー稼働」を重視
Suuntoは「アウトドア全般への対応とバッテリー稼働」を重視しています。ナビ・地図(5.0)、電池持ち(5.0)、将来汎用性(5.0)で高得点を獲得しており、トレイルランニングやウルトラマラソンなど、本格的なアウトドア活動を視野に入れた設計です。ただし軽さ(3.0)では他社に劣り、本格派志向のユーザー向けであることが明確です。
Polar:トレーニング解析とコストパフォーマンス」を徹底的に追求
Polarは「トレーニング解析とコストパフォーマンス」を徹底的に追求しています。解析指標(5.0)とコスト効率(5.0)で満点であり、「科学的にトレーニングを管理したい」というニーズに特化しています。ナビ・地図(2.0)では最も低い得点になっており、ランニング専門・ロード志向であることが明確です。
表から読み取る:あなたは何を優先すべきか
j前述の表を見ながら、自分の優先順位を照らし合わせてみてください。
- 「軽さ5.0 + 電池5.0を両立したい」→ COROS一択
- 「解析5.0 + コスパ5.0を両立したい」→ Polar一択
- 「ナビ5.0 + 解析5.0を両立したい」→ Garminまたは Suunto
- 「軽さ5.0 + ナビ5.0を両立したい」→ COROS Pace Pro
あなたの判断軸の優先順位が決まれば、どのブランドを選ぶべきかが見えてきます。
最新モデル徹底比較
265から買い替える「今」。最新モデルも含めて、候補モデルを比較します。
Garmin:265の上位互換を探る
Garmin Forerunner 265(現在所有)

主な特性:
- AMOLED画面で視認性が高く、日常使用でもストレスが少ない
- 軽さ・操作性・電池持ちのバランスが優れている
- トレーニング指標やワークアウト管理が安定して使いやすい
Garmin Forerunner 570(若干アップグレート)

主な特性:
- 265より新しいセンサー世代(心拍/皮膚温など)の可能性
- 表示がより見やすくなる傾向(画面強化・視認性UP)
- 価格と機能のバランスが良い中間アップグレード
おすすめ度: ★★★ (必要十分を少し底上げしたい人向け)
「必要十分を少し底上げ」したい人向け。ただし265からの乗り換えで「劇的進化」は感じにくいかも。
Garmin Forerunner 965(地図対応・上位互換)

主な特性:
- フルカラー地図対応でコース探索やレース当日の安心感UP
- マルチバンドGPSで精度が高く、ペース揺れや誤差が減る
- トレーニング解析やリカバリー指標が強化
おすすめ度: ★★★★ (地図・精度・長期運用を重視する人向け)
265の限界を感じた「地図が欲しい」「精度と分析を上げたい」というニーズなら、965は良い投資。ただし大きく重くなる点は確認が必要。
Garmin Forerunner 970(最新モデル・全部盛り)

主な特性:
- GNSS/センサー/バッテリー/解析の全部盛り
- 長距離・ウルトラ・トレイルでも耐えるスタミナ設計
- 画面・処理・精度・地図すべて最高レベル
おすすめ度: ★★ (妥協なしの1本化を求める人向け)
現行で実質トップクラスですが、「日常トレーニングの満足感・バッテリー持ちの改善」が目的なら、過剰投資の可能性あり。
過去記事② 970/570との比較はこちら
COROS:軽さ・電池・コスパの優位性
COROS Pace 4(2025年最新・軽さと電池の新基準)

主な特性:
- さらに軽くなり、装着感のストレスが極限まで削減
- バッテリー持ちが一層強化
- 最新センサー搭載で、計測精度が向上
COROS Pace 4は、2025年11月13日に発表された最新モデルです。Pace 3の好評を受けて、さらに軽量化・電池強化を実現したモデルで、一般販売は11月下旬~12月上旬にかけて順次展開される予定です。
Pace 4は、「今からランニングウォッチを買うなら、これを選ぶべき最有力候補」となります。
265を2年使い込んだあなたが、「次の1台」を検討するなら、最新のPace 4は確実に視野に入れるべき選択肢。
おすすめ度: ★★★★★ (最新技術で軽さ・電池・コスパを求める人向け)
メリット:
- Pace 3を超える軽量設計で、装着感がさらに快適。毎日つけるストレスがほぼゼロに近い
- バッテリー強化により、充電の手間がさらに減る。3日~1週間以上の充電間隔が期待できる
- 最新のCOROS技術を搭載しており、将来性を見据えた投資としても価値がある
- 今から購入するなら、長期で使える最新モデルという安心感
デメリット・注意点:
- 一般販売が11月下旬~12月上旬のため、すぐに買えない
- Pace 3と機能的には大きな違いがない可能性があり、軽さと電池の改善がメイン
- 最新モデル故に、発売当初は定価からの値引きがない可能性
「今からCOROSを選ぶなら、Pace 4を待つ価値がある」というのが率直な判断です。発売時期が近いため、Pace 3を検討中なら、あと数週間待ってPace 4の実物を確認してから決めても遅くないはずです。軽さとバッテリーが最優先なら、最新のPace 4は最適解です。
COROS Pace 3(軽さと電池の実用最適解)

主な特性:
- とにかく軽いと評判高い
- バッテリー持ちが非常に優秀
- 価格も抑えめでコスパ良い
COROS Pace 3は、「ランニングウォッチに求められる要素をシンプルに実装した」という哲学が詰まったモデルです。
Pace 4の発表により、Pace 3は「前世代モデル」となりましたが、既に多くのユーザーに使用されており、実績がある点は大きな価値です。
265の軽快さに満足していた方で、すぐにウォッチを購入したい場合なら、現在販売中のPace 3は確実な選択肢となります。
おすすめ度: ★★★★★ (軽さ・装着感・電池を最優先する人向け)
メリット:
- 超軽量で、つけていることを忘れるレベル。毎日快適に装着できる
- バッテリー持ちが非常に優秀で、3日~1週間の充電間隔が可能。バッテリー劣化の悩みから完全に解放される
- 価格が抑えめなため、エントリーモデルとしても、乗り換えとしても手に取りやすい
デメリット:
- 画面がAMOLEDではない(液晶相当)のため、見た目や視認性で265より劣る可能性
- 地図なし、フルナビもなし。ナビが必要な場合は対応できない
- 解析やリッチな表示は上位に及ばないため、データの細かい分析には対応不十分
- Pace 4発表により、モデルとしての「最新性」はやや低下
「装着感 → 電池 → 価格」の優先順位で、かつ「今すぐ必要」なら、Pace 3は確実な選択肢です。ただしあと数週間待つことができるなら、Pace 4の発売を待つ価値があります。
COROS Pace Pro(走る+地図+電池の全部欲しい人向け)

主な特性:
- 地図・ナビ対応で初見コースにも強い
- バッテリーとGPS精度のバランスが良く実戦向き
- 画面も明るく所有満足度が高い
COROS Pace Proは、「Pace 3の軽さ・電池に、地図機能を追加した」というコンセプトのモデルです。265から「地図があればいいのに」と感じていた方に最適な選択肢です。
おすすめ度: ★★★★ (ナビ活用+電池不安からの解放を求める人向け)
メリット:
- COROSの中で唯一の地図・ナビ搭載モデルで、初見コースでも安心感が大幅にUP
- 軽量設計を維持しながら地図を搭載している希少性が高く、軽さとナビのバランスが取れている
- バッテリーとGPS精度のバランスが優秀で、実戦での信頼性が高い
デメリット:
- 価格はPace 4やPace 3より大きく上がるため、予算確認が必要
- 265から乗り換えると「軽さ」ではやや不利になる可能性
- 機能を使い切らないと割高になる可能性
「今後ナビも活用する」「電池の不安から完全に解放されたい」なら有力な候補。ただ軽さを最優先にするなら、Pace 4やPace 3の方が見合うかもしれません。
Suunto:本格派・トレイル志向
Suunto Run(走ることだけに寄せた潔さ)

主な特性:
- とにかく軽い
- ランニングに必要な機能はしっかりカバー
- 価格も手に取りやすい
おすすめ度: ★★★ (割り切り重視の人向け)
「走るだけでいい、軽くて電池が持てばOK」という割り切りができるなら、Pace 3と並ぶ有力選択肢。
Suunto Race 2(スントのフラッグシップ)

主な特性:
- 大画面・高精度・電池持ちのバランスが高次元
- トレイル・ロングレースでも信頼できる設計
- 所有満足度が非常に高い
おすすめ度: ★★★★ (データ・地図・電池の全部を求める人向け)
「ロード+トレイル」「ナビ+長距離」など、用途が広がる可能性があるなら、投資価値が高い。
Polar:トレーニング解析重視
Polar Pacer Pro(軽さと精度のコスパ型)

主な特性:
- 軽くて装着感が良い
- 価格に対してGPS精度が良い
- ランニング用途に割り切っていて使いやすい
おすすめ度: ★★★★ (実用全振りな方向け)
「実用全振り」のコスパ型。Pace 3と同じく軽さ・電池・コストを重視する層に刺さります。
Polar Vantage M3(バランス型のスポーツウォッチ)

主な特性:
- トレーニング解析が分かりやすい(負荷/回復の管理が得意)
- GPSと電池の安定度も悪くない
- デザインは落ち着いたスポーツウォッチ感
おすすめ度: ★★★ (トレーニング解析重視の人向け)
日々のトレーニング管理を重視するなら良い選択肢。ただし「ワクワク感」「所有感」は弱いかもしれません。
Apple Watch は買い替え候補になるか?
Apple Watchの可能性と限界
Apple Watch(特にSeries 11/Ultra 3)は、ランニングウォッチとしても活用できるスマートウォッチです。ここでは、実際の「使用シーン」「バッテリー実績」「Casioモーションセンサー連携」を視点に、その可能性を整理します。
ランニング用途含むメリット:
- iPhoneとの連携・アプリ・スマートウォッチ機能が極めて強く、日常使いとランニング用途を一本化しやすい
- Ultra 3では「GPS精度」「衛星通信(SOS)」「大型画面」「バッテリー改善」など、スポーツウォッチとしての性能が大きく向上
- Series 11も処理性能・表示性能・健康センサーが洗練されており、ランニングデータを取る上では十分な機能を備えている
- 「Casioモーションセンサーと連携可能」という点が、スマートウォッチとしての柔軟性・エコシステムの強みを表現している
ランニング・レース用途での現実的な課題
しかし、ランニング専用ウォッチとしての評価は別です。
バッテリー持続時間の限界:
- Apple Watch Series 11は公式で「最大24時間」と示されており、GPSフル使用・レース用途での余裕は少ない
- 実測レビューでは、マラソン(およそ4〜5時間)ギリギリという報告が多い
ランニング専用ウォッチとの機能差:
- ナビ/地図/長時間高精度GPS使用/バッテリー長時間持続という面で、ランニング専用ウォッチに劣る
- スマートウォッチ機能(通知・アプリ・音楽再生・常時表示)を活用すると、ランニング用GPSモード単体より消費はさらに激しくなる
- 交換用ベルト・ランニング専用センサー(フットポッド・ランニングダイナミクス)など、専用ウォッチが充実しているアクセサリー面では劣る
結論
265の使用経験を振り返ると:
- 「2年使用中のGarmin 265で軽さ・装着感・操作性・省電力性能に満足」している
- 「バッテリー消耗が気になってきた」ことが買い替え検討の主因
- 「カラー画面ナビは不要」と感じている
- そして「Casioモーションセンサーと連携可能」という点でスマートウォッチとの連携を重視している
この観点から考えると:
Apple Watch(特にSeries 11/Ultra 3)を「ランニング用メインウォッチ」とするには、バッテリー持ちの不安が残るという点がネックです。
特に「レース用」で「安心してデータが途切れない」ことを重視するなら、現状では専用ランニングウォッチとしてのApple Watchは候補から除外されます。
265から「今」買い替えるなら—優先順位別・最適モデル
265の2年使用から見えた判断軸を踏まえ、優先順位で選ぶべきモデルを提示します。
優先順位別・おすすめモデル
🎯 【軽さ・装着感を最優先にしたい】
COROS Pace 4(2025年最新)

軽さを最優先にするなら、COROSの最新Pace 4が最適解です。
Pace 4は2025年11月下旬~12月上旬に発売予定で、購入タイミングが合えば、最新の軽量技術を手に入れられます。
「装感 → 電池 → 価格」の優先順位なら、Pace 4はほぼ最適解。265での満足が「軽さ・装着感」なら、このモデルは最優先で検討する価値があります。
ただし、すぐに購入したい場合は、現在販売中のPace 3も同様にありです。
🎯 【バランス重視(265と同じポジション)】
265の満足感をそのまま継続したいなら、Garmin系の同等クラスを選ぶのが無難です。
Garminのコンセプトや操作体系、データ管理方法が既に身についているため、新しい機種への移行も自然です。
Garminを信頼し、265の使用体験に満足していたなら、同じブランド内での進化は確実な選択になります。
特に570は、265のコンセプトを引き継ぎながら、わずかに進化させたモデルです。
🎯 【地図・ナビも活用したい】
265を使う中で「地図があったらいいのに」と感じた経験があれば、地図機能を搭載したモデルへの乗り換えは大きな価値を生みます。
初見コースを走る安心感、レース当日のコース確認、トレイル活動への対応など、地図があることで得られる利便性は計り知れません。
Garmin継続なら965、軽さと地図を両立したいならPace Pro、本格志向ならSuuntoが選択肢になります。
🎯 【トレーニング解析・データ重視】
265ではできなかった「科学的なトレーニング管理」に価値を感じるなら、Polarの選択は正解です。
走った結果をもっと活用したい、進歩を数値で見たいという意識が高いランナーには、Polarのデータ分析機能は気になります。
🎯 【コスパ重視(同等機能で最安値)】
機能に対して価格が安いモデルを選ぶなら、この2択です。
どちらも「必要な機能を必要なだけ」という哲学で設計されており、ムダが最小限に抑えられています。
COROS Pace 3は軽さと電池を最優先、Polar Pacer Proは実用性と精度を最優先という違いがありますが、どちらを選んでも満足度は高いはず。
🎯 【将来の拡張性・長期運用を見据えて】
「1台で長く使いたい」「用途が広がるかもしれない」なら、拡張性の高いモデル選びを。
これらのモデルはロードランニングからトレイル、ウルトラマラソンまで、あらゆるシーンで信頼できる性能を備えています。
265を基本として学んだからこそ、次のステージへのステップアップとなる選択。
265ユーザーのための「選択パターン例」
265を2年使った経験から、実際の選択シーンを想定してみました。あなたはどのパターンに当てはまりますか。
265の軽快さを何よりも大事にしたい

ランニングウォッチの満足度が「軽さ・装着感」にあるなら、毎日つけるストレスの最小化は、ランニングウォッチ選びで最も重要な要素です。
軽量化によって得られるのは、単なる「つけやすさ」だけではなく、「ランニング中の煩わしさの排除」という価値です。
つけていることすら忘れるレベルの軽さがあれば、ペース・フォーム・呼吸に集中できます。
「265の軽快さの延長線上で、バッテリーの不安だけを消したい」という明確な判断軸なら、これ以上の選択肢はありません。
265に満足しているが、地図が欲しくなった

265の上位互換を求めているなら、965一択です。Garmin継続で、同じUIを使いながら地図機能を追加することで、初見コースへの不安が消えます。
ナビゲーション機能があることで、ランニングの世界が広がります。地元のコース以外にも、旅先でのランニングが気軽になり、トレーニングの幅が大きく広がるのです。
Garmin継続で、同じUIを使いながら地図機能を追加。乗り換えのハードルが低い。ただし大きさ・重さに注意して、必ず実物で確認してください。
265のバランスは好きだが、バッテリーだけが心配

265の良さを保ちながら、バッテリーと地図を追加したいという欲望は、Pace Proで完全に実現します。軽さ・バランス・電池が揃っている稀有なモデルです。
「265のような安定したバランスを求めているが、進化も欲しい」ならPace Proも気になります。
地図追加による利便性と、COROSの電池性能が組み合わさることで、265の限界を補いながら、快適さの維持に期待ができます。
「265の良さを保ちながら、バッテリーと地図を追加したい」という選択肢です。265からの乗り換え先として、最もバランスの取れた選択。
265は好きだが、トレーニング管理機能をさらに活用したい
「データ駆動型トレーニング」の価値を求めているなら、Polarが選択肢に入ります。
トレーニング管理が科学的になることで、無理なく効率的な練習が可能になります。回復データを参考に、オーバートレーニングを避け、ピークを作れるようになるのです。
「走った結果をもっと活用したい」「科学的にトレーニングを管理したい」という方なら、Polarのデータ分析機能も気になります。
265を2年使ったからこそ、トレイル・ロングラン志向に進みたい

265で基本を学んだからこそ、次は「本格派」へのステップアップが視野に入ります。ロード中心から、用途拡張を考える段階なら、Suuntoの本格設計が活躍します。
トレイル・長距離・アウトドア全般に対応できるモデルを持つことで、ランニングの世界が大きく広がります。これまでのロード限定の世界から、新しい体験への扉が開くのです。
265で基本を学んだからこそ、次は「本格派」へのステップアップ。長期投資の価値あり。用途の拡張を考えているなら、この選択は最も理に適っています。
【最終結論】265から「今」買い替える方へのアドバイス
あなたの判断軸は何ですか?
265を2年使用した経験から、最も大切なのは「何を優先するか」という判断軸です。以下の選択肢から、あなたに最も当てはまるものを見つけてください。
軽さ+電池重視なら → COROS Pace 3

265の軽快さを求め、かつバッテリー不安から完全解放したい人向けです。毎日つけるストレスが最小限になり、充電の頻度もほぼゼロに近くなります。最もシンプルで、最も満足度が高い選択肢です。
「とにかく軽くて、バッテリーが持つウォッチが欲しい」という方なら、迷わずこれを選んでください。
バランス型を求めるなら → Garmin Forerunner 570

265の使用感を継続したい方向けです。大きな変化は求めないが、わずかに進化したウォッチが欲しい方に最適です。乗り換えのハードルが最も低く、新しいUIにもすぐ慣れるはずです。
Garminの安心感を信頼し、同じUIを使い続けたい方なら、この選択は間違いありません。
地図が欲しいなら → Garmin Forerunner 965

265の限界を感じた人向けです。ナビ・精度・解析が強化されており、初見コースへの不安が消えます。ただし大きさ・重さに注意し、必ず実物で確認してから購入してください。
「地図があれば、もっと色んなコースに挑戦できる」という想いが強いなら、投資価値は高いです。
データ分析重視なら → Polar Pacer Pro

「走った結果を活用したい」という意識が強い人向けです。軽さとコスパも優れており、科学的トレーニング管理を実現できます。
「回復データ」「トレーニング負荷」を数値で見ることで、より効率的なトレーニングが可能になります。
本格派へのステップアップなら → Suunto Race 2

ロード+トレイル・長距離志向の方向けです。265を基本として学んだからこそ、次のステージへ進むのに最適なタイミングです。
新しい環境・新しい距離・新しい地形に挑戦したいなら、Suuntoの信頼性は大きな武器になります。
最も大切なこと
スペック表を見比べるのではなく、あなたの経験から導き出された「次に欲しい機能」「次に解決したい課題」を信じてください。
- 装着感の快適さを何より重視する人 は、Pace 3で正解
- 安心感・サポート・ブランド継続を重視する人 は、Garmin継続で正解
- 地図という新しい価値を求める人 は、上位機への投資で正解
- 科学的なトレーニング管理を求める人 は、Polarで正解
- 本格的な冒険へのステップアップを求める人 は、Suuntoで正解
判断軸さえ決まれば、選ぶべきモデルは自ずと見えてきます。
265で学んだ「あなたが何を大事にするのか」を信頼して、次の1台を選んでください。
これからのランニングへ
新しいウォッチとともに、これからのランニングがより快適で充実したものになることを願っています。
265で基礎を学んだあなたなら、次のステージでも確実に成長するはずです。新しいウォッチが、その成長を支える最高のパートナーになることを祈っています。













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