— 走力頼みから、ランニングエコノミー重視の走りへ —
- 「練習しているのに記録が伸びない」その原因、フォームかもしれません
- 📊 結論:3ヶ月でペースがキロ38秒短縮、フルマラソン換算で26分!
- 🔍 データが教えてくれた「蹴り出し頼み」の走り
- ランメトリクスが教えてくれた「骨盤で走る」という答え
- 📈 改善の兆し|10月のデータで見えた変化
- 🏋️ 骨盤を起動させる1週間プログラム【実践記録】
- 🚀 骨盤を意識したら38秒速くなった理由【11/8実測データ】
- ⚠️ 右ハムに違和感が出た理由と、その対処法
- 🎯 指導者がいない環境でも、ランメトリクスがあれば走りは変えられる
- 📊 次の目標|さらなる進化へ
- 💡 ランメトリクスを最大限活用するコツ
- 🚀 あなたも「データで走りを変える」を始めてみませんか?
「練習しているのに記録が伸びない」その原因、フォームかもしれません
月間走行距離は150〜200km。 週3〜4回のペース走やインターバルもこなしています。
それなのに、記録が頭打ち。
「もっと練習量を増やすべき?」
「スピード練習の頻度を上げる?」
そう考えて練習を積んでも、タイムは微増するどころか横ばい。
むしろ疲労ばかりがたまっていく…。
実は私も、同じ壁にぶつかっていました。
5km走でも23分台から抜け出せず、「これ以上は才能の問題か」とすら思い始めていました。
でも、違ったのです。
足りなかったのは「練習量」ではなく、「走りの効率」。
こういった状況を打破するには、パーソナルトレーニングやランニングクラブ参加、マンツーマンアドバイスなどが思い浮かびますが、スケジュールやコストの兼ね合いで重たい腰が上がりません。
そんな時に出合ったのが、CASIOモーションセンサー +ランメトリックス (Runmetrix) でした。

初期投資14,080円のみ。
この投資が、私の走りを根本から変えました。
3ヶ月間のリアルなデータと改善プロセスを全公開します。
📊 結論:3ヶ月でペースがキロ38秒短縮、フルマラソン換算で26分!
まず結論から。
ランメトリックスを導入して3ヶ月間、データに基づくフォーム改善を実施した結果、TT走(タイムトライアル走)5kmのペースが38秒短縮しました。

数値で見る劇的な変化
| 指標 | 8/15(導入直後) | 11/8(3ヶ月後) | 改善度 |
|---|---|---|---|
| 5kmペース | 4:46/km | 4:08/km | -38秒/km |
| ストライド | 1.22m | 1.32m | +0.10m |
| 骨盤回転 | 9.4° | 10.5° | +1.1° |
| 接地時間 | 247ms | 224ms | –23ms |
| 体幹後傾(右) | 3.8° | 1.3° | 66%改善 |
| 骨盤左右傾き(右) | 13.2° | 5.2° | 61%改善 |
| 左右方向衝撃(右) | 62.0 | 49.3 | 21%低下 |
フルマラソンに換算すると(実際にはこのペース、タイムで走破できませんが)
- 導入前ペース:約3時間20分
- 3ヶ月後ペース:約2時間54分
- 差:約26分短縮
「月5,000円でこんなに変わるの?」
正直、私自身も驚いています。
でも、これは偶然ではありません。
データで課題を可視化し、改善した結果です。
🔍 データが教えてくれた「蹴り出し頼み」の走り
8/15 導入直後のデータが暴いた問題点
下記はランメトリクスを導入した当初の5km走(4:46/km)データです。

【8/15 初回データ】
| 指標 | 左 | 右 | 状態 |
|---|---|---|---|
| ピッチ(spm) | 167 | 178 | 11spm差(右が速い) |
| ストライド(m) | 1.26 | 1.18 | 8cm差(左が大きい) |
| 体幹後傾(°) | 0.0 | 3.8 | 右が大きく後傾 |
| 骨盤左右傾き(°) | 6.0 | 13.2 | 右が2倍以上傾く |
| 左右方向衝撃 | 56.2 | 62.0 | 右の横ブレ大 |
| 接地時間(ms) | 251 | 242 | 長め(理想は220ms前後) |
このデータを見た瞬間、「あ、これが原因か…」と納得しました。
- 右側が崩れまくっている
- 体幹が3.8°後傾
- 骨盤が13.2°も傾く
- 横方向の衝撃が62.0(かなり高い)
- 左右で走り方が違う
- 右:ピッチ速い(178spm)、ストライド小さい(1.18m)→ 細かく速く回す
- 左:ピッチ遅い(167spm)、ストライド大きい(1.25m)→ 大きく跳ねる
- 接地時間が長い(247ms)
- 地面にいる時間が長い = ブレーキ時間が長い = 非効率
つまり、「脚力で無理やり前に進む」非効率な走りだったわけです。
なぜ右ふくらはぎがいつも疲れるのか、理由が分かった
実は導入前から、右ふくらはぎが異常に疲れるという悩みがありました。

10km走るだけで右だけパンパンに張り、翌日も違和感が残る。
「走り方が悪いんだろうな」とは思っていましたが、具体的に何が悪いかは分かりませんでした。
でも、データを見れば一目瞭然。
右の左右方向衝撃が62.0という数値が、全てを物語っていました。
これは「着地時に右側に大きく横ブレしている」ことを意味します。
横ブレが大きいと:
- 本来前方への推進力になるはずのエネルギーが、横方向に逃げる
- 横ブレを修正するために、ふくらはぎが余計な仕事をする
- 結果、右ふくらはぎが過度に疲労する
ランメトリクスが教えてくれた「骨盤で走る」という答え

データで問題点が明確になった以降は、ランメトリクスから具体的なアドバイスがきました。
「シャープな走りだが、蹴り出す力に頼っている」
「お尻や太ももの筋力を強化し、路面の反発を生かしてストライドを伸す」
「速いペースでは骨盤の回転を大きく」
このメッセージを見た瞬間、「あ、これか…」と腑に落ちました。
私の走りは、まだ「脚の末端(ふくらはぎや膝下)」に頼っていたのです。
💡「骨盤で走る」って、どういう感覚?

初めて聞く方には分かりにくいと思うので、簡単に説明します。
❌ 悪い例(蹴り出し頼み):
ふくらはぎや太もも前がすぐ疲れ、ストライドが伸びません。
階段を1段ずつ、つま先で蹴って登るイメージ。
膝から下だけで地面を蹴って進む走り方。
✅ 良い例(骨盤連動):
お尻の筋肉(大臀筋)と太もも裏(ハムストリングス)を使って、股関節から脚全体をスイングさせる走り方。
骨盤がわずかに回転することで、自然に歩幅が広がります。
階段を2段飛ばしで、お尻を使って駆け上がるイメージ。
私の場合、最初は「骨盤を動かす」感覚が全く分かりませんでした。
「骨盤を回転させる?どうやって?」
でも、後述するドリルを繰り返すうちに、「あ、これか!」と体感できるようになったのです。
📈 改善の兆し|10月のデータで見えた変化
8月から意識的にフォーム改善に取り組み、10月には明確な変化が現れました。
【10/19 改善の兆しデータ】

この時点で、接地時間の短縮という大きな成果が出ていました。
247ms → 224msへの23ms短縮は、「地面でブレーキする時間が減った」ことを意味します。
一方で、骨盤回転が9.4° → 8.2°と減少していました。
| 指標 | 8/15(導入直後) | 10/19(2ヶ月後) | 変化 |
|---|---|---|---|
| ペース | 4:46/km | 4:24/km | -22秒/km |
| ストライド | 1.22m | 1.24m | +0.02m |
| 骨盤回転(平均) | 9.4° | 8.1° | やや減少 |
| 接地時間(平均) | 247ms | 224ms | -23ms |
| 心拍数 | 132bpm | 140bpm | ペースUPでも穏やか |
これは「軸を意識しすぎて、骨盤まで固めてしまった」ことが原因でした。
体幹を安定させようとした結果、骨盤の動きまで抑制してしまったわけです。
つまり、「体幹は固めるが、骨盤は動かす」という高度な制御が必要だったのです。
これは、フォーム改善の「過渡期」によくある現象のようです。
次のステップは、安定した軸の上で、いかに骨盤を使い、地面の反発を活かして推進力に変換するか。
10月後半から、「骨盤の可動域拡大」を重点的に取り組みました。
🏋️ 骨盤を起動させる1週間プログラム【実践記録】
「骨盤の可動域拡大」と「反発の利用」を目的として、週単位でトレーニングを組み直しました。
週間スケジュール
| 曜日 | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 月 | 上半身筋トレ + トレッドミル | 姿勢・軸の安定(骨盤を支える土台) |
| 火 | 軽めラン + 骨盤ドリル | 骨盤の可動域とスイング動作の確認 |
| 水 | 休養またはストレッチ | 疲労回復と内容の「吸収」 |
| 木 | 下半身筋トレ + 骨盤可動ドリル | 推進力と反発の習得(臀筋・ハム強化) |
| 金 | ペース走 or ビルドアップ | 筋力と可動性を実戦動作へ反映 |
| 土・日 | ロング走 or レスト | 実戦確認 or 完全休養 |
A:毎回のウォームアップに入れるドリル(5〜10分)
| ドリル | 目的 | 内容 |
|---|---|---|
| ハイニー(腿上げ) | ピッチ感、股関節屈曲 | 60m × 2本。リズム重視 |
| スキップ(リズムスキップ) | 接地の弾性(反発)、左右バランス | 60m × 2本。片足で「タン、タン」と弾む |
| 片脚着地ドリル | 着地ラインの正確性、骨盤の安定性 | 20m × 左右各2本。着地は真下を意識 |
B:週2回の筋・体幹補強(20分)
| 補強 | 目的 | 内容 |
|---|---|---|
| プランク | 体幹全体の安定性 | 45秒 × 3セット。骨盤ニュートラル保持 |
| サイドプランク | 骨盤の左右安定性(中臀筋) | 30秒 × 2セット(左右各)。右側を重点的に |
| クラムシェル | 中臀筋の強化 | 12回 × 2セット(左右各)。骨盤が回らないよう固定 |
| 片脚ヒップスラスト | 推進力(臀筋・ハム)強化 | 10回 × 2セット(左右各)。臀筋の収縮を意識 |
| カーフレイズ片脚 | 接地からの弾き(反発) | 12回 × 2セット(左右各)。ゆっくり上下動 |
C:スピードドリル(週1回、フォーム確認用)
内容: 100m × 6本(レスト:ジョグ1分)
目的: 速いペースでも接地時間を短く保てるか確認。力まず、リズム重視。
ポイント:
実施したのは10/20〜10/24の1週間。
特に効果を感じたのは、片脚ヒップスラストとクラムシェルです。
片脚ヒップスラストは、お尻の筋肉(大臀筋)をピンポイントで鍛えられます。
走る時の「後ろ脚を前に引き出す動作」に直結する筋トレなので、実戦への転用がしやすい。
クラムシェルは、骨盤を安定させる中臀筋を鍛えます。
特に私の場合、右側の横ブレが大きかったので、右側を重点的に行いました。
「筋トレって、走りに直結するんだ」と実感した瞬間でした。
🚀 骨盤を意識したら38秒速くなった理由【11/8実測データ】
1週間の集中プログラムを経て迎えた11/8のTT走(タイムトライアル走)。
結果は、衝撃的でした。
【11/8 3ヶ月後のデータ】
| 指標 | 8/15(導入直後) | 11/8(3ヶ月後) | 改善度 |
|---|---|---|---|
| ペース | 4:46/km | 4:08/km | -38秒/km |
| 平均心拍数 | 132bpm | 144bpm | +12bpm(ペースUPでも穏やか) |
| 平均ピッチ | 172spm | 183spm | +11spm |
| 平均ストライド | 1.22m | 1.32m | +0.10m |
| 骨盤回転(平均) | 9.4° | 10.5° | +1.1° |
| 接地時間(平均) | 247ms | 224ms | -23ms |
| 体幹後傾(右) | 3.8° | 1.3° | 66%改善 |
| 骨盤左右傾き(右) | 13.2° | 5.2° | 61%改善 |
| 左右方向衝撃(右) | 62.0 | 49.3 | 21%低下 |
なぜ同じ努力で38秒速くなったのか?
この劇的なペース向上は、「接地短縮 + 骨盤回転拡大 + ストライド伸長」の複合効果です。
1. 接地時間短縮(247ms → 224ms)
地面にいる「減速時間」が23ms短くなりました。
1歩あたり23msということは、5km(約4,600歩)で換算すると:
- 23ms × 4,600歩 = 105,800ms = 約106秒
- つまり、理論上1分46秒の短縮に相当
実際には他の要因もありますが、接地短縮の効果は絶大です。
2. 骨盤回転拡大(9.4° → 10.5°)
股関節の可動域が深くなり、同じ脚回転数(ピッチ)でも一歩ごとの到達距離(ストライド)が0.10m伸びました。
ストライドが0.10m伸びると:
- 1km走るのに必要な歩数が約80歩減る
- 5kmなら約400歩減
- 同じピッチで、より速く進める
3. 体幹・骨盤の安定化
右の体幹後傾が3.8° → 1.3°、骨盤の左右傾きが13.2° → 5.2°と大幅改善。
これにより:
- エネルギーロスが減少
- 右ふくらはぎへの過度な負担が軽減
- 「長く走れる身体」に変化
心拍数の変化から見るランニングエコノミー向上
注目すべきは、心拍数の変化です。
- 8/15(4:46/km):132bpm
- 11/8(4:08/km):144bpm
38秒/kmも速くなっているのに、心拍数の上昇は12bpmに留まっています。
通常、ペースを上げれば心拍数は比例して上がります。
でも、ランニングエコノミー(走りの効率)が向上すれば、同じペースでもより低い心拍数で走れるようになります。
つまり、「少ない努力で、より速く走れる身体」になったということです。
⚠️ 右ハムに違和感が出た理由と、その対処法
ただし、改善の過程は順風満帆ではありませんでした。
10月下旬、骨盤回転を意識し始めた頃から、右ハムストリングス外側に違和感が出ました。
なぜ右ハムに違和感が出たのか?
フォーム改善により、それまで使っていなかった筋肉(臀筋やハム)が急に動員されたため、筋力が追いつかず一時的な負荷がかかりました。
特に私の場合、11/8のデータを見ると:
- 右の骨盤回転:10.7°
- 左の骨盤回転:10.3°
右側の骨盤回転が左より大きいため、右ハムストリングスへの負荷が急増し、筋力不足による違和感として表面化したのです。
これは改善の「成長痛」のようなもの。
適切なケアと筋トレで解消できます。
実際に行った対処法
1. セルフチェック
毎朝、片足立ちや階段降下で違和感の有無を確認。
違和感が強い日は練習強度を落とすなど、無理をしませんでした。
2. 即効ケア
- 走行後、アイシング(10〜15分)
- 軽いセルフマッサージ
- 中臀筋アクティベーション(クラムシェル)
特にクラムシェルは効果的でした。
中臀筋を鍛えることで、骨盤の安定性が増し、ハムへの過度な負荷が軽減されました。
3. 予防的アプローチ
- 週2回の筋トレ継続
- 毎日のハムストレッチ(各30秒 × 2セット)
- 臀筋・ハムの筋力強化(違和感の根本原因を解消)
1週間ほどで違和感は軽減し、2週間後にはほぼ消失しました。
学んだこと
フォーム改善は、筋力・柔軟性とセットで進めるべき。
いくら「骨盤を使え」と言われても、それを支える筋力がなければ怪我のリスクが高まります。
ドリル + 筋トレ + ストレッチの3点セットが重要です。
🎯 指導者がいない環境でも、ランメトリクスがあれば走りは変えられる
ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。
「自分にはそこまでできない気がする…」
断言します。
私も最初は500m走るだけで息が上がり、フォームなんて全く意識していませんでした。
それでも、データという「客観的な指標」があれば、誰でもフォーム改善にチャレンジできます!
データがあることで得られる3つのメリット
1. 「良い走り」を再現できる
以前の私:
- 「今日は調子が良かった」→ 感覚のみ、再現不可
- 「何となく走りやすい日と走りにくい日がある」
今の私:
- 「骨盤回転10°以上、接地時間220ms台の時が調子いい」→ 再現可能
- 「接地時間が230msを超えたら、意識的に接地を短くする」
良い走りの条件が数値で分かるので、意図的に再現できるようになりました。
2. 課題が明確になる
以前の私:
- 「右脚が疲れやすい」→ 原因不明
- 「フォーム改善したい」→ 何から手をつければ?
今の私:
- 「右の横ブレ62→49に改善」→ 原因と対策が明確
- 「体幹安定→骨盤回転→推進力」→ 改善の順序が分かる
データで可視化されるから、優先順位をつけて改善できます。
3. 成長が見える
グラフや数値で「3ヶ月前の自分」と比較できるのは、想像以上にモチベーションになります。
「確実に進化している」実感が、継続の原動力になります。
どんな人に向いている?
こんな方には特におすすめです:
✅ サブ4前後のランナー(5:40/km前後で走っている方)
- 走力はあるが、ランニングエコノミーに改善余地がある層
- フォーム改善でまだまだ伸びしろがある
✅ 指導者がいない環境にいる方
- 近くにランニングクラブがない
- パーソナルコーチングは高額で続けられない
✅ データ分析が好きな方
- 数値で改善を実感したい
- 試行錯誤を楽しめる
✅ 怪我を予防したい方
- 左右差や着地衝撃を可視化できる
- 無理な走りをしている時にアラートが出る
📊 次の目標|さらなる進化へ
3ヶ月で大きな成果を出しましたが、フォーム改善に終わりはありません。
11/8のデータを分析すると、新たな課題も見えてきました。
見えてきた新たな課題:左右非対称の顕在化
| 指標 | 左 | 右 | 左右差 |
|---|---|---|---|
| ピッチ(spm) | 178 | 187 | 9spm差 |
| ストライド(m) | 1.35 | 1.29 | 6cm差 |
| 上下動(cm) | 8.5 | 5.6 | 2.9cm差 |
| 左右方向衝撃 | 35.9 | 49.3 | 13.4差 |
右脚の特徴:
- ピッチが速い(187spm)
- ストライドが小さい(1.29m)
- 上下動が小さい(5.6cm)
- 横方向の衝撃が依然として大きい(49.3)
→ 「細かく速く回す」走り方。効率は良いが横ブレが残る
左脚の特徴:
- ピッチが遅い(178spm)
- ストライドが大きい(1.35m)
- 上下動が大きい(8.5cm)
→ 「大きく跳ねる」走り方。パワーはあるが非効率
速くなった今こそ、左右バランスの精度を上げる段階です。
次の3ヶ月の目標指標
| 指標 | 現状(11/8) | 3ヶ月後目標 |
|---|---|---|
| ストライド | 1.32m | 1.30〜1.35m安定 |
| 接地時間 | 224ms | 220ms前後 |
| 骨盤回転 | 10.5° | 10°前後、左右差±0.5°以内 |
| 左右方向衝撃(右) | 49.3 | 40以下 |
| ピッチ左右差 | 9spm | ±3spm以内 |
具体的な取り組み
左右のピッチを揃える
- 片脚スキップドリルで左脚のピッチ感を強化
- メトロノームアプリを使って180spmのリズム感を体に染み込ませる
左脚の上下動を抑える
- 接地時の「沈み込み過ぎ」を防ぐ意識
- 着地は「真下」、蹴り出しは「後方」を明確に区別
右脚の横ブレを減らす
- 中臀筋の強化(クラムシェル継続)
- 着地ラインの修正(片脚着地ドリル)
- 右側のサイドプランクを週3回に増やす
GarminとCASIOモーションセンサーのデータを組み合わせ、「感覚」と「動作の可視化」が一致する過程を毎週追跡していきます。
💡 ランメトリクスを最大限活用するコツ


3ヶ月使ってみて分かった、CASIOモーションセンサー+ランメトリックスを最大限活用するコツを共有します。
最初の1ヶ月は「観察」に徹する
いきなりフォームを変えようとせず、まずは自分の走りの「クセ」を知ることに集中してください。
- 調子が良い日と悪い日のデータを比較
- 左右差がどこにあるか確認
- ペースによってフォームがどう変わるか観察
「データの読み方」に慣れることが最優先です。
1つずつ改善する
あれもこれもと欲張ると、何が効いたのか分からなくなります。
私の場合:
- 1ヶ月目:体幹の安定化
- 2ヶ月目:接地時間の短縮
- 3ヶ月目:骨盤回転の拡大
1つの要素を2〜4週間集中して取り組み、次に進む。
「良い走り」の条件を見つける
データを蓄積していくと、「この数値の時は調子が良い」というパターンが見えてきます。
私の場合:
- 骨盤回転:10°以上
- 接地時間:220ms台
- 左右方向衝撃(右):50以下
この条件を満たすように走ることを意識すると、自然と良いパフォーマンスが出ます。
ドリルと筋トレをセットで
データで課題が分かっても、それを改善する身体能力がなければ意味がありません。
週2回の筋トレ + 毎回のドリルは必須です。
特に以下は効果絶大でした:
- 片脚ヒップスラスト(臀筋・ハム)
- クラムシェル(中臀筋)
- サイドプランク(骨盤安定)
Garminとの併用が最強
CASIOモーションセンサーだけでも十分ですが、Garminと併用すると相乗効果が出ます。
Garminで見る指標:
- 心拍数、心拍変動(HRV)
- VO2Max、トレーニングレディネス
- ペース、距離、高度
CASIOで見る指標:
- 骨盤の動き、体幹の安定性
- 左右差、接地時間
- 蹴り出し加速度、減速量
両方のデータを組み合わせることで、「なぜ今日は調子が良かったのか/悪かったのか」を多角的に分析できます。
🚀 あなたも「データで走りを変える」を始めてみませんか?
ここまで、私の3ヶ月間のリアルなデータと改善プロセスを公開してきました。
結論:月5,000円の投資で、パーソナルコーチを手に入れたような変化がありました。
もしあなたが今、こんな状況なら:
- 「練習しているのに記録が伸びない」
- 「サブ4は達成したけど、そこから先が見えない」
- 「フォーム改善したいけど、誰にも見てもらえない」
- 「パーソナルやランニングクラブは気になるけど、高額で続けられるか不安」
まずは3ヶ月だけ、ランメトリクスを試してみてください。
私は3ヶ月で:
- 5kmペースが38秒/km向上
- フルマラソン換算で26分短縮
- フォームの左右差が大幅改善
- 怪我のリスクが低下(右ふくらはぎの疲労軽減)
- 「良い走り」を再現できるようになった
導入を迷っている方へ
「本当に自分でも改善できるの?」
その気持ち、よく分かります。
私も最初は半信半疑でした。
でも、データは嘘をつきません。
「右の横ブレが62.0」という数値を見た瞬間、「これが原因だ」と確信しました。
そして、その数値が49.3まで改善したのを見た時、「確実に進化している」と実感しました。
感覚だけで走っていた時には得られなかった、「客観的な進化の証明」がそこにありました。
最後に
ランニングは孤独なスポーツです。
でも、データという「対話相手」がいれば、一人でも確実に成長できます。
あなたの走りにも、まだまだ伸びしろがあります。
それを教えてくれるのが、ランメトリクスです。
3ヶ月後、あなたがどんなデータを手にしているか。
私は楽しみにしています。



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