VO2Maxが上がらない?GarminとChatGPTでランニングメニューを見直してみた結果

VO2Maxが上がらない… AIが出した答えとは? ランニング・トレーニング
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Garminの提案通りにベースランを重ねていたのに、なぜかVO2Maxが下がり続けていた私。

そんな「走っているのに成果が出ないモヤモヤ」を、ChatGPTに相談してみたところ…答えは意外なところにありました。

 

Garminに従って走っているのに、VO2Maxが上がらない理由

月間150km走っても成果が出ないのはなぜ?

「距離を積めば自然にVO2Maxは上がるはず」──そう信じて、Garminの提案に従いベースランを重ねていた時期がありました。

週あたり30〜40km、月間にすると150km近く走っていたにもかかわらず、VO2Maxの数値は横ばいどころか下がる一方

VO2Maxはここ3か月下降中

振り返ればそれは、「とにかく長く走ればいい」という、やや一面的な発想でした。

数値に表れない疲労がたまり、メリハリのない練習になっていたのかもしれません。

 

「ベースランばかり」になっていた私の練習

Garminの提案をそのまま受け入れていた私は、「今日はゾーン2で30分」といった低強度の練習ばかりを続けていました。

ベース走とリカバリー走が続く停滞期

心拍ゾーンでいえばゾーン2〜3、脚にも呼吸にもキツさはないけれど、成長の実感もない──そんな日々でした。

 

AI・ChatGPTに相談してみたら練習が変わった

Garminの提案に納得できなかった朝

ある朝、Garminが「130bpmで30分のベースラン」を提案してきました。

トレーニングレディネスは39。まだ高くはないけれど、完全休養が必要なわけでもない微妙な状態。

「このままでいいのか?」「この提案にはどんな意図があるのか?」。

ふと、ChatGPTに相談してみることにしました。

 

ChatGPTに理由を聞いたら、すっと腹落ちした

ChatGPTのランニングアドバイス

ChatGPTは、Garminの提案に対してこう説明してくれました

  • 130bpmはゾーン2中盤。有酸素能力を維持しつつ、疲労を溜めにくい
  • 30分という短さは、レディネスが万全でない状態でも消耗を避ける工夫。
  • アクティブリカバリーとして、代謝の調整やメンタルのリフレッシュにも有効。

この時初めて「Garminの提案にも根拠がある」ことを理解できたと同時に、「今の自分には別の刺激も必要」と気づくことができました。

 

VO2Maxが上がった!テンポ走の導入がカギだった

Garminでは分からなかった改善ポイント

Garminは体調データに敏感な分、疲労を察知すると慎重な提案をします。

そのため、連日リカバリーランのような内容になりがちで、「負荷が足りない状態」が続いていたようです。

 

AIの提案を取り入れてからの変化

ChatGPTが提案してくれたトレーニングメニュー

ChatGPTは「ポイント練習の不足」を指摘し、テンポ走の導入を提案してくれました。

今のVO2Maxと10kmのベスト(4:18/km)から逆算すると、4:35〜4:45/kmくらいのペースで20分くらいのテンポ走を週1で」といった具体的なアドバイスでした。

実際にそれを実行してみたところ、VO2Maxが+1ポイント上昇。

VO2Maxが57に改善

ここで初めて、練習に足りなかった“刺激”と“強度のメリハリ”を実感できました。

 

Garminのデータ、AIのアドバイス。両方あると見えてくること

主観と客観をつなぐ“対話相手”としてのChatGPT

ChatGPTの強みは「一緒に考えてくれる」こと。

トレーニングのアドバイスだけでなく、「なぜ調子が悪いのか」「Garminの提案がいまいち納得できない理由は?」など、主観的な違和感を言語化する手助けをしてくれます。

 

前提条件を反映させるには「メモリ機能」やGPTsの活用も

通常のChatGPTチャットでは、ある程度の履歴は反映されるものの、過去のトレーニング内容や身体的特徴まで継続的に踏まえたアドバイスを求める場合は限界もあります。

より深く使いたい方は「メモリ機能」や「GPTs(プロファイル付きカスタムAI)」を活用して、前提情報を踏まえたやり取りができるようにするとベターです。

 

まとめ:Garminのデータを“使いこなす”ためのAI活用術

Garminのデータは高精度で頼りになりますが、それをどう解釈し、どう行動に変えていくかは別の話です。

ChatGPTはそのギャップを埋めてくれる、いわば“思考の相棒”のような存在でした。

「Garminがあるのに、なんだか成果が出ない」と感じている方は、ぜひ一度AIに相談してみてください。きっと、新しい視点が得られるはずです。

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