Progateとは?無料から始められる魅力とは
Webディレクション業務には携わっていたものの、コーディング知識はなし。CMSの管理画面でページ改廃を行えるレベル。諸事情により退職したことをきっかけに、コーディングを独学で学ぶことにしました。
「フリーランスのWebコーダーとして稼ぎたい」そのためには「WordPressをカスタマイズできるレベルに到達すれば結構イケるのでないか」と漠然と目標を描いていました。
時間はたっぷり費やしてもいいが、お金は極力かけたくないというのがポリシー。
連日連夜、「Web制作」「コーディング」「プログラミング」などどいったワードでひたすら検索をかけてみました。そこで探したブログにはたくさんのヒント、アドバイスが綴られていました。
その中で見つけたのが、オンライン学習サイトprogate。無料版を試してみることにしました。
HTML&CSSを3ヶ月でマスターする方法
例えばプロゲートのHTML初級編は全部で7章、計23のスライドで構成されています。1つのスライドは早くて10分程度でこなすことができます。
時間を拘束される講義形式とは違って、自分の都合の良い時間に、自分のペースで進めていくことが可能です。音声等はありませんので、PCを広げれば、30分程度のスキマ時間も十分活用できます。
Progateは、スライド形式で解説を読み理解を深めていきます。理解度をチェックするために、各スライドには毎回演習が用意されています。演習では実際にコードを記述して、正解すると次のスライドに進むことができます。
間違った場合でも、回答と自分が書いたコードを比較できる機能や、ヒントも教えてもらえるのでとても親切で丁寧なオンライン学習サイトです。
1コースには10前後のスライドが用意されていて、演習をすべてクリアするとそのコースは受講完了となります。
私は、3ヶ月間でHTML&CSSの初級、中級編を計3回繰り返しました。
プロゲートはPCとブラウザがあれば、今すぐ始められる手軽さも魅力です。例えば私が学習するWebコーディングでは、HTMLエディタ、画像加工編集ソフトを用意しなければコーディングを始めることができません。
これらのエディタ、ソフトは様々な種類があるため、何を使うかによっては有償のものであったり、インストール、セットアップが必要になってきます。
progateであれば、こういった準備も不要。必要以上に出費や手間がかかることなく始められます。
Progateだけでは足りない?独学の限界と克服策
プログラミングと呼ばれるものは、いわゆる言語。例えば、言語を理解するには、「読めること」と「書けること」が必要不可欠です。Webコーディングに必要な言語も、「読み書き」が必要になってきます。
私はまず、「読める」ようになることを目標に立ててプロゲートを始めました。入門コースの各賞では、基本的なタグ、コードの書き方などがスライドにまとめられていて、スライドを一つずつ読んでいきながら、演習では実際に学んだタグやコードを入力して正解を解いていきます。
教本でも似たような学習を行っていたのですが、実際にコードを記述しながら学んでいくレベルにまで到達できず、本をパラパラとめくってわかったような気になっていました。
しかし、時間が経過するにつれて覚えたつもりのタグ、コードはどんどん忘れてしまい、身につけることができませんでした。
Webコーディング独学のロードマップ
progateで用意されている言語の各コースは初歩の初歩。progateだけで仕事に直結するスキルを身に着けようとしてはいけません。
そもそも、オンライン学習は「向き不向き」というものがあります。「progateは必須」という評判に惑わされないで、「教本」での独習にトライするのもありです。
独習が苦手という方は、出費覚悟で「プログラミングスクール」に通うのが上達の近道だと思います。プログラミングスクールはオンラインで受講できるものが、数多く用意されているので、金額と講習内容に応じて選択が可能です。
まとめ
- 無料版で1ヶ月試してみる。続けられそうであれば、有料版で3ヶ月試してみる
- 受講料は月額払い。自分に向いていないと思えばいつでも退会できる
- 学習時間を拘束されない。1回10分程度あればOK。空いた時間で少しずつ学ぶことができる
- progateは「Webサイトがどういう仕組みで動いているか」が何となくつかめれば OK
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