iPadの購入から4年近くが経ち、キーボード付ケース、折りたたみキーボードなどの周辺機器を試しながら最適な組み合わせを探ってきました。
純正品がベストな選択であることは間違いないのですが、少しでもコストを抑えたい場合には、サードパーティ製も選択肢に入ってきます。
ここでは、私が過去選んできたアイテムを紹介しつつ、実際の使用感をお伝えしながら購入時の選択ポイントの参考なれば幸いです。
最もコストパフォーマンスが高いLogcool
①COMBO TOUCH FOR iPad Pro:★★★★★
純正のマジックキーボードがあまりにも高価過ぎて選んだのがこちらです。
おすすめな点
キーボードは若干ビッチが狭めで、Deleteキー、Returnキーは誤入力しがちですが、慣れてしまえば問題ないレベルです。
サードパーティのキーボード付ケースでは、トラックパッドの精度がイマイチという口コミを多々見かけますが、ロジクールの場合は問題なく扱えます。
ブラウザのスクロール操作も細かい強弱にイメージ通り反応してくれます。
残念な点
とにかく重たいです。ケース本体は600g程度ですが、iPad Proとの組み合わせで1.3kgぐらいになります。こうなると「携帯するにはちょっと重い」と感じる重さになります。。
毎日この重さをリュックにおさめていると、肩に負担を感じるようになり、次第に外へ持ち出すことがなくなってしまいました。
ケースを開いた状態で奥行きに関してかなりのスペースを取る構造も気になります。
待合室のベンチや移動中の電車の座席などテーブルのないスペースでちょっとタイピング、といった行為がとてもしづらいです。膝の上に置いた際の不安定さは残念なポイントです。
折りたたみキーボードの出番はほぼあり得なかった
②iClever 折りたたみ式キーボード IC-BK11:★★
入力にクセあり。フルサイズキーボードの快適さにはかなわない。というのが、折りたたみキーボードをあきらめた最大の理由です。
おすすめな点
携帯性、重さともに文句なし!
IC-BK11はキーボードの幅はそのままに、高さ側が二つ折りにたためるタイプ。たたんだ状態では箸箱のようなサイズ感で、パンツのポケットにおさめて問題のない携帯性の良さでした。
残念な点
全体のサイズにおさまるよう、キーボードのサイズ、レイアウトが優先されていて、操作性は優先されていないという印象です。
入力する度に誤入力が頻発してしまうため、気がつくと人差し指のみでキーを打っていました。
スマホデバイスのソフトキーボードが苦手でもない限り、わざわざ折りたたみキーボードを持ち歩く必要があるのか?と考えるまでまなく、持ち歩いている折りたたみキーボードをカバンの中から取り出すことはありませんでした。
Bluetooth接続のキーボードケースは操作に違和感あり!?
③ESR REBOUND磁気キーボードケース:★★
iPadの着脱がワンタッチで可能で、膝上でもタイピングが行えるMagicキーボードタイプが1〜2年前からサードパーティ製でも登場しました。
純正品と比較した場合、半額近くで手に入るため、これは買うしかないという事でこのアイテムを購入しました。
レビュー記事を事前にチェックしていたので、メリットデメリットについては把握したつもりでした。しかし、実際にある程度のスパン使用していると、想定外の事象にも気づきます。
残念な点
トラックパッドの精度がイマイチです。純正品やLogicool Combo Touchの精度には及びません。操作に遅延や認識しないことがわりと発生します。
Apple製品のトラックパッドは、指先の腹をつかっての微妙な操作にもリニアに反応してくれるところがメリットですが、こういった操作はもちろん不可能です。
価格がそれなりに安い理由はここにあるのと思います。そういった割り切りで使用できない場合は、高価でも純正品をおすすめします。
このアイテムは当初問題なく使えると感じていたのですが、割と長い時間使用していた際にBluetoothの接続が不安定なのか、トラックパッドとTキーが全く動作しない事に気づきました。
購入店に問い合わせたところ1年以内だったため、初期不良という事で返品交換で対応いただきました。
結局、フルサイズキーボードに落ち着きました。
④Satechi X1:★★★★★
いろいろと迷走した末、普段のiPad Proはケースとペンシルのセットがメインの使用方法になります。パソコン以外でキーボードを使いたい時用にフルサイズのキーボードを持ち出すことにしています。
おすすめな点
iPad Proでも、手持ちのiPhone 13 Miniでも使い勝手の良い、Satechi X1を使っています。Satechi X1には別途キーボードカバーを装着していて、これがとても便利。
フルサイズキーボードなので、違和感なくキー入力が行えるのが最大のメリットです。ただし、キーボードはUS(英語)配列のみなので、JIS配列を選びたい場合はこの限りではありません。
カバーがスタンドとしても扱えるため、わざわざスマホ用のスタンドを携帯することなく、iPhone 13 Miniを立てかけて使用することも可能です。(iPad Proは重量があるため、スタンドとして使用することはできません)
写真はMac Book Pro 13″(上)とSatechi X1(下)のキーボードを比較したものです。キー配列、キーサイズともにほぼ同等のものであることがお分かりいただけると思います。
Apple製品にぴったりなデザイン、質感もおすすめなポイントです。
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