セグメント分析で自然と湧いてくる“競争心”
Garminとの違い──Stravaはエントリー不要で比較できる
Stravaサブスクで最も面白いと感じたのは「セグメント分析」機能。これ、特にエントリーの必要がないんです。走っただけで、自分の記録が自動的に登録され、順位や過去のベストと比較される。
Garminにも似たような分析機能がありますが、「Garmin Sports」という別アプリを使って自分から大会やイベントにエントリーする必要があります。これが、少し面倒なんですよね。
Stravaは何もせずとも自動で「競争」させられる。気軽さという点で、Garminより圧倒的にハードルが低いと感じました。
年代別比較がモチベーションに直結する理由
下記画像をご覧ください。Stravaでは年代別のランキングも見られます。
これが非常に効果的。私のような中高年ランナーにとって、同年代の中での立ち位置が見えるのは強いモチベーションになります。
「若い人には敵わないけど、同じ50代の中ではまだイケるかも」と思えるだけで、次のランに向けたやる気がグッと高まります。
ルート提案で、走り慣れた道がちょっと違って見える
「おすすめコース」は知ってる道を再発見させてくれる
Stravaサブスクでは「おすすめルート」も確認できます。私の場合、自宅周辺に登録されているルートが多く、すでに走ったことのある場所も多数。
それでも「このルート、ちょっと違うな」と感じる瞬間があります。たとえば、ほんの少しコースの取り方が違うだけで、走りやすさや負荷が変わる。そういう小さな気づきが新鮮なんです。
知らない誰かとつながる、競える楽しみもある
おすすめルートを走るということは、他の誰かも走っているルートをトレースすることでもあります。いわば、知らない誰かと静かに競い合っているような感覚。
初めての道を走る楽しみももちろんありますが、私のようにある程度エリアを知り尽くしている場合でも、ちょっとした発見につながるのが嬉しいところです。
フィットネスレベルの推移は“今のところ様子見”
相対的エフォートやフィットネススコアの表示内容
Stravaでは、自分の「進捗」が記録されます。 月間アクティビティ、相対的エフォート、フィットネスなどがチャートやグラフで可視化されるようになります。
数値自体は興味深いのですが……
まだ活用の仕方が見えていないのが正直なところ
この辺りに関しては、私自身の勉強不足もあるかもしれません。現時点では、「ああ、こうなっているんだな」と確認するだけで、具体的な活用にはまだ至っていないというのが正直なところです。
気づきは「何となくアプリを開いたとき」にやってくる
フィードバックをもらうにはアプリを見る習慣が大切
Stravaサブスクを使っていて感じたのは、「何となくアプリを開く」ことが大事だということ。
「Athlete Intelligence(アスリートインテリジェンス)」の通知など、新しい分析結果やコメントが更新されていることが多く、見るたびに気づきがあります。
「数字」ではなく、「意味」で振り返れるというのが特徴的です。
GarminとStravaの予測タイムの“ズレ”に注目
GarminとStravaは、どちらも直近30日のデータをもとに予測タイムを提示しますが、これが結構違います。私のケースでは、StravaよりGarminの方が30分以上速い予測を出してくることも。
Garminの方が期待値を高めに設定している印象ですね。この違いがあるからこそ、両者を併用する価値があるとも言えます。
まとめ:気づきの精度を高めるツールとしてのStravaサブスク
セグメント、ルート、予測タイム、アスリートインテリジェンス──
Stravaサブスクは「気づき」のツールとして非常に優れていると感じました。
Garmin Connectと比べても、視点の違いや出力のタイミングの違いがあり、むしろ補完し合う関係。
何となくアプリを開いて、その日の分析を眺める。 そんなシンプルな行動が、ランニングの質を変えていく感覚があります。
今後も引き続き試しながら、体感をお伝えしていければと思います。
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