冬の間、愛車に乗る機会が少なかった方も、そろそろ自転車で出かけたくなる頃ではないでしょうか?
気持ちのいい季節に思いきり走るためにも、万が一のパンクに備えて携帯ポンプをしっかり準備しておくことが大切です。
しかし、小型ポンプは空気が入れにくく、CO2インフレーターは一発勝負で失敗するリスクも…。
そこで本記事では、実際に使ってみておすすめできる携帯ポンプと、その弱点を補う便利アイテムを紹介します!
CO2インフレーターで失敗した苦い経験
私が最初に購入したのは、TNI CO2ボンベセット(バルブタイプ)。コンパクトで手軽に空気を入れられるのが欲しいと購入を決めました。
しかし、実際にパンクしたときに初めて使ってみたところ、うまく空気を入れられずボンベは空に…。
結局、近くの自転車屋さんでポンプを借りる羽目になりました。
このCO2ボンベはバルブを時計回り、反時計周りにまわして注入量を調整するタイプです。
実際に使用するまで気づかなかったのですが、写真のとおり、開閉バルブが操作しにくい位置にあるため、どちらが時計まわりか一瞬わからなくなり、誤って操作してしまったようです。
CO2インフレーターはとても便利ですが、使い慣れていないと失敗するリスクが高いです。ボンベが空になれば、それ以上空気を注入することはできません。
この経験から、私確実に空気を入れられる小型の手押しポンプを携帯するようになりました。
おすすめの小型携帯ポンプ|Airbone スーパーミニポンプ
CO2インフレーターの失敗をきっかけに、小型の手押しポンプを探し、現在愛用しているのが「Airbone スーパーミニポンプ」です。
Airbone スーパーミニポンプの特徴
✅ 超コンパクト&軽量(約59g)
✅ 最大7気圧まで対応
✅ アルミボディで耐久性◎
ポンピング回数は多くなりますが、コンパクトながら確実に空気を入れられる安心感があります。
しかし、小型ポンプには「バルブに直付けすると空気が入れにくい」という問題点もあります。
写真のとおり、ポンプをバルブに直付けするため、バルブに対して垂直方向でしかポンプ操作が行えません。
小型ポンプの弱点を補う!グランジ ポンプアダプター
小型ポンプはバルブに直付けすると、押しづらくて空気が入れにくいというデメリットがあります。特に仏式バルブはデリケートなので、無理に押すと曲がったり破損することも…。
そこでおすすめなのが、「グランジ ポンプアダプター」です。
グランジ ポンプアダプターの特徴
✅ ポンプをホイールのバルブから離して操作できるため、空気が入れやすい
実際に使ってみると、ポンピング時の安定感が大幅にアップしました。小型ポンプを使うなら、このアダプターもセットで持っておくのがベターです。
携帯ポンプだけでなく、パンク修理の必須アイテムも準備しよう!
ロードバイクやクロスバイクのタイヤの空気が抜ける原因の大半はパンクです。そのため、携帯ポンプだけでなく、パンク修理に必要なアイテムも一緒に持ち歩くのが重要です。
私の場合、パンク修理剤は携帯せず、スペアチューブで対応しています。
パンク時に役立つ必携アイテム
✅ スペアチューブ
✅ タイヤレバー
✅ 携帯ポンプ
✅ ポンプアダプター
✅ 携帯工具
✅ 使い捨てビニル手袋
意外と忘れがちですが、タイヤ交換を行う際は手が汚れてしまいます。私の場合は使い捨てのニトリル手袋をツールボトルの中にセットしています。
以上を揃えてボトルホルダーにセットしておけば、パンク時でも素早く対応できます。
まとめ|携帯ポンプを選ぶなら「手押しポンプ+アダプター」の組み合わせが最強!
CO2インフレーターは確かに便利ですが、一発勝負で失敗すると大変。私自身、その経験から、小型の手押しポンプ+ポンプアダプターを愛用するようになりました。
おすすめ携帯ポンプセット
✅ Airbone スーパーミニポンプ(コンパクト&高圧対応)
✅ グランジ ポンプアダプター(ポンピングを安定させる)
✅ スペアチューブ&タイヤレバー(パンク時の必需品)
この組み合わせなら、コンパクトながら確実に空気を入れられ、バルブの負担も軽減できます。
暖かくなり、サイクリングが楽しくなる季節。愛車のメンテナンスとともに、万が一のトラブルに備えて携帯ポンプとパンク修理セットを準備しておきましょう!
「携帯ポンプ選びで迷っている」「CO2インフレーターに不安がある」という方は、ぜひ試してみてください!
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