
FX 4 Disc に装着のライザーバーをフラットバーに交換してみることに。ハンドルバーを交換するメリットはあるのかを、探ってみました。
600mmのハンドルバーに交換。徐々に違和感が…
先日の記事でも紹介しました通り、FX 4 Discのハンドルバー、グリップを交換しました。

交換後のハンドルバーは600mmと交換前の560mmから4cmほど幅広になっています。
グリップを装着して試乗したのですが、特に問題ない、というのが最初の印象です。
ところが、この状態で1週間ほど試してみたところ、いろいろと気づくことがありました。
交換して良くなった点・悪くなった点
ほぼ停止している状態、下り坂での走行時では、交換後のハンドルのほうが車体をコントロールしやすく、バランスが取りやすくなりました。
いわゆるスタンディング状態、下り坂では車体が不安定になりやすいのですが、
ハンドル幅が広いため、コントロールしやすくなりました。
ただしハンドル幅か広くなると、デメリットも生じてきます。
車道を走行している時、信号待ちで何度かクルマの横をすり抜ける事がありました。
この時に「あっ、ハンドル邪魔かも…」と感じる事がありました。
やむを得ず歩道を走っている時、歩行者の迷惑にならないよう、隙間をぬって走る際にも、「ハンドルがすれ違う人にぶつからないだろうか…」と注意深く走らなくてはならない機会が増えた気がします。
小回りか効かなくなった事にも気づきます。
例えばUターンする際は、旋回半径が大きくなっていますので、交換前よりも大きくハンドルを切ることになります。
ポジション自体も変わっているはずです。幅が広がった分、より前傾姿勢になっているかもしれません。
「交換前よりとも、手首が痛くなりやすい、ポジション変わったせいかも」
といった言った感じです。
ハンドルはカットしないで、いろんな幅をためしてみた
ハンドル幅が広がった事で、乗り味に影響が出ている事は間違いありません。
では幅を何ミリにするのが最適でしょうか。
交換前のハンドル幅は、基準になります。
下の写真のとおり、600mmハンドルバーはそのままの状態で装着し、グリップの位置が560ミリになるよう仮留めして、試乗する事にしました。
この場合、ちょっと乗っただけでは乗り味をしっかりと確認できないかもしれないので、当分の間この状態で乗ってみることに。
交換前後の幅は同一、15mmのライザーバーからフラットバーへの交換なので、ハンドルの位置が1.5センチ下がったことになります。
いろんなシチュエーションで試してみましたが、交換前からの変化はそれほど感じません。
この幅に決めてもいいのですが、交換したメリットを見つけたいところです。
最適な幅は何ミリ?
そもそもクロスバイクのハンドル幅って、何ミリが最適なんでしょうか。
560ミリから540、520ミリとグリップの位置を変えて、跨いでみました。
ここから先どこまで狭めるか?は個人的な好みかもしれません。
私の場合は520mmに決めることにしました。
ハンドルバーのカットは意外と簡単に行えます。自転車専用工具もありますが、ホームセンターなどでも取り扱いがあるパイプカッターで大丈夫です。
カット後はパイプの内側にできたバリを耐水ペーパーなどで削ればひとまず完成です。
当分はこのサイズで試してみることにします。
ハンドルバーは一度カットすると元に戻せないので、サイズを決めるまでは慎重に行っていきたいと考えています。
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