クロスバイクのグリップって、見た目ではあまり劣化していないように見えることが多いですね。
私の場合は室内保管していたので、パッと見では問題なさそうでした。
でも、3年近く使ったグリップで走り続けていると、握り心地が以前より硬く感じるようになってきました。
そこで今回、グリップを新しいものに交換してみたところ、走行中の快適さが思った以上に改善されました。
この記事では、グリップ交換のタイミングや劣化のサイン、交換前後のグリップの違い、実際に感じたメリットなどを紹介していきます。
見た目じゃ分からない?グリップ交換のタイミングと劣化のサイン
クロスバイクのグリップは、タイヤのように、目に見える摩耗が出にくいパーツです。
私のように室内保管をしていれば、表面のひび割れや変色といった明らかな劣化もほとんど見られません。
それでも、「あれ?ちょっと硬くなったかも…」と握り心地の違和感を感じたのが交換のきっかけでした。
グリップ劣化のサイン
・握り心地が硬くなってきた
・長距離ライドで手が疲れやすい
・湿気や汗でべたつきが出てきた
グリップの素材にもよりますが、1〜2年に一度の交換が快適さを保つ目安ではないでしょうか。
交換前のグリップ:Crankbrothers Cobalt
前回、3年前に交換したのは、Crankbrothers(クランブラザーズ)のCobalt(コバルト)です。
使用して感じた特徴
・スリムでスタイリッシュな見た目
・ロックオン式でしっかり両側で固定できる安心感
・表面はやや硬めで、滑りにくい
主に舗装路メインのライドで使っていて、グリップが回ることもなく、安定感はバツグンでした。
ただ、クッション性は控えめなので、長時間乗ると手の疲れを感じることもありました。
交換後のグリップ:ODI LONGNECK V2.1 LOCK-ON
そして新たに選んだのが、ODI LONGNECK V2.1 LOCK-ON(オーディアイ・ロングネック V2.1 ロックオン)。

BMXシーンでも人気のモデルで、クラシックな見た目が特徴的です。
素材が非常に柔らかく、手に吸いつくような握り心地が印象的でした。
実際の使用感
・柔らかく、手に優しい感触
・衝撃吸収性が高く、長時間のライドも快適
・握力を使わなくてもしっかりフィットする
グリップを変えるだけで、ここまで乗り心地が変わるのかと驚きました。
実際に交換して感じたグリップ交換のメリット
今回のグリップ交換で感じた大きな違いは、手の疲れにくさと握ったときの安心感です。
これまで「グリップは見た目が変わらなければ大丈夫」と思っていましたが、握り心地は確実に劣化していたようです。
交換して感じたメリット
・長距離でも手が疲れにくくなった
・握りやすく、力を入れすぎなくても操作できる
・小さな段差の振動が気にならなくなった
・見た目の印象も変わり、新鮮な気分に
グリップ交換はコスパの高い快適化カスタム
クロスバイクのカスタムと聞くと、ホイールやサドルなど大がかりなイメージがありますが、グリップ交換は手軽で効果も大きいパーツのひとつです。
価格も2,000〜3,000円台と手頃で、工具があれば自分でも簡単に交換できます。
コスト:◎(数千円でOK)
難易度:◎(ロックオンなら特に簡単)
効果 :◎(快適性UP)
乗り心地に違和感を感じているなら、まずはグリップから交換してみるのもおすすめです。
まとめ:握り心地に違和感を感じたら、グリップ交換のサインかも
3年間使用したグリップを交換してみて、走行中の快適性が大きく変わったことに驚きました。
見た目が劣化していなくても、「最近手が疲れやすい」「なんとなく違和感がある」と感じたら、それは交換のサインかもしれません。
コスパも高く、自分でも簡単にできるので、気軽なカスタムとしておすすめです。
ぜひ、自分の手に合ったグリップを見つけてみてください!
ハンドルグリップのカスタマイズについては過去記事にもまとめています。
是非ご一読ください。
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