【ChatGPT×ダイエット】走っても痩せない?マラソン・ジョギング習慣に“次の一手”を

【ChatGPT×ダイエット】走っても痩せない?マラソン・ジョギング習慣に“次の一手”を ランニング・トレーニング
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はじめに|「走っているのに痩せない」と悩むあなたへ

ランナーにとって、ガーミン(Garmin Connect)とストラバ(Strava)はもはや日常の一部です。

私自身もこれまで両方のサブスクリプション版を試してきました。


ストラバでは「セグメント機能」や「週間比較」でモチベーションを高め、ガーミンではVO2Maxや予想タイムを確認しながら走る。

特にガーミンコーチを導入した頃は、5分/kmのペースに近づいていく成長を実感でき、マラソンのトレーニング管理としても非常に優秀に感じていました。

最初はその仕組みにワクワクしていました。

しかしある時期から、ガーミンの数値が目に見えて下降していきました。

下降するVO2Max

・VO2Maxが下がる
・トレーニングレディネスが常に「低い」
・ボディバッテリーが回復しない
・予想タイムも下がる一方

休んでも改善しない。「データを見ても、最適な改善策は見つからない」。

その結果、ガーミンもストラバも“見るだけ”のツールになってしまっていたのです。

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ガーミンとストラバが物足りなく感じた理由

Garmin アクティブインテリジェンスのコメント画面

スランプの最中、私がしりたかったのは「データの下降理由」と「改善のための策」でした。

けれど、ガーミンもストラバも示すのはあくまで“データと数値の現在地”でしかなく、具体的な改善策や理由には踏み込んでくれません。

トレーニングレディネスが低くても、「今は休養をとりましょう」としか出てこない。

VO2Maxが下がっても、その背景や対策は示されない。

つまり、「データはあるのに、答えがない」のです。

この状態が続いたことで、有料プランを使い続ける意味に疑問を持ち、最終的に両方のサブスクリプション版を使用するのをやめました。

“データはあるのに答えがない”──サブスク機能の限界

  • ガーミンもストラバも、停滞の対策には、「休養を取ること」しでしか答えてれなかった
  • データの見せ方は優秀でも、「ではどうするか」の提案が乏しかった
  • 成長につながるフィードバックが一方向的だった
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ChatGPTに相談してみたら、想像以上に“使えるフィードバック”が返ってきた

Chat GPTチャット画面

サブスクをやめてなお、私の頭の中には「走っても痩せない理由」や「成長が停滞している原因」がぐるぐると渦巻いていました。

そこである日、ChatGPTに相談を入れてみました。

最初に聞いたのは、ガーミンが下した評価に対しての質問です。

「トレーニングレディネスがなぜずっと低いままなのか?」
「ボディバッテリーが回復しない原因は?」
「このまま練習を続けても大丈夫?」

その結果、ChatGPTはデータを文脈として解釈し、ライフスタイルや筋トレとのバランスまで踏み込んだアドバイスをくれました。

「朝のストレス負荷が高い理由には、日常習慣も関係していませんか?」
「ピッチを落として距離を維持すれば、心拍ゾーン3内で回復トレーニングになるかもしれません」──。

このやり取りを通して、私は気づきました。

“見るだけ”のデータではなく、“活かすための対話”が必要だったのだ、と。

InBody・食事・ランデータを横断して見えてきた改善ポイント

走るだけでは痩せない」と感じていたのは、体脂肪率にも現れていました。

私はジムでInBodyを定期的に測定しており、その数値をもとにChatGPTに食生活の相談もしました。

最初は当たり前の回答

「カロリー摂取を見直しましょう」

でしたが、間食の頻度や晩酌の習慣などを伝えると、一気にアドバイスが具体的になったのです。

  • 就寝前の血糖値変動を避ける工夫
  • 筋トレ日とランニング日の食事のバランス
  • カロリーではなくPFCバランスへの注目

これこそが、「ChatGPTダイエット」の本質ではないかと思います。

ガーミンでは得られなかった、「データの横断的な読み解き」によって、私は再び“痩せるためのランニング”を再設計しはじめました。

ChatGPTが有効な理由|“見るだけ”から“使える情報”へ

ガーミンもストラバも、素晴らしいプロダクトです。

でも、これらのツールはあくまで「一方向の情報提示」にとどまり、ユーザーが自力で理解しなければならない領域が広すぎると感じていました。

一方、ChatGPTは私の入力内容に応じて質問を返し、修正や追加情報を促してきます。

そして、それを踏まえて回答をアップデートしてくれる。これはまさに“対話型のフィードバック”です。

今の自分の状態に合わせて、次に取るべき一歩を一緒に考えてくれる。

これが、僕がChatGPTに可能性を感じた理由です。

この連載が届けたい相手

このシリーズは、以下のような方に向けて書いていきます。

  • ガーミンやストラバのデータを「見ているだけ」になっている方
  • トレーニングの質を高めたいが、何を改善すればよいか分からない方
  • 「ジョギングしているのに痩せない」「走っても痩せない」と悩んでいる方
  • サブスクを試したが、具体的な解決策が見えなかった方
  • ChatGPTを活用したダイエットやトレーニングに興味がある方

自分のカラダと向き合うための“もう一つの選択肢”として、ChatGPTという存在があることを、実体験とともに伝えていきたいと思います。

おわりに|次回は「走っても痩せない」問題の実践編へ

今や、ランナーが扱うデータは膨大です。

けれど、それが本当に「使える情報」になっているかは別の話。

このシリーズでは、「ChatGPTという選択肢を取り入れることで、どう変わったか?」をテーマに、ランニングと日常のリアルな悩みをどう改善していけるかをつづっていきます。

📎補足:生成AIとの付き合い方について

この連載ではChatGPTを活用していますが、その効果を得るには“使う側の姿勢”も大切だと感じています。

具体的には、以下のような点です:

自分の情報を積極的に開示すること

体重、トレーニング内容、睡眠時間、食事の傾向など。

AIに相談する上で、主観を取り除いた「事実としてのデータ」を開示することはとても重要です。

もしそれにためらいがあるなら、そもそもAIの活用自体を再考した方がいいかもしれません。

回答を“鵜呑み”にしない

ChatGPTの返答は、あくまで参考意見。

確かに的確な指摘がある一方で、必ずしも正しいとは限らないという前提を忘れないようにしています。

「調べる・尋ねる」を同時に行うこと

AIから得たヒントをもとに自分でも調べる。

あるいは、専門家や経験者に確認する。

そうすることで、AIの提案を“現実に活かせる知識”に変えることができます。

このように、ChatGPTを「なんでも答えてくれる魔法のツール」ではなく、**自分の考えを深めるための“対話相手”として付き合っていくことが大切だと思います。

コメント

  1. おぐ より:

    はじめまして。
    非常に興味深く拝見しました(勿論、過去の記事も)。
    貴殿と同じようなストレスを感じておりました。
    次回記事では対策を打たれた結果を拝見できるとのこと、楽しみにしております。

    ChatGPTには驚きました。別の観点では恐怖を覚えます。

    • daiyamas daiyamas より:

      コメントいただきありがとうございます。
      他の記事についても拝読いただき、うれしい限りです。
      (とても励みになります)
      引き続き宜しくお願いいたします。

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