クロスバイクタイヤ交換体験記:25Cから35Cに替えて分かったこと

クロスバイク

軽量でコスパ抜群!iRC JETTY PLUS (アイ・アール・シー ジェッティー・プラス)35Cに交換

iRC JETTY PLUS (アイ・アール・シー ジェッティー・プラス)35C

これまで、ロードバイク並みのスピードを求めてGrandPrix 500025Cタイヤを使用していましたが、街乗りでの乗り心地を取り戻すべく35Cタイヤへの交換を決意。様々な候補の中から、軽量でコスパ抜群と定評のiRC JETTY PLUS 700×35Cを選びました。

iRC JETTY PLUSを選んだ理由

TREK FX4 Discとクロスバイクタイヤ 35C iRC JETTY PLUS

軽量かつ手頃な価格、しかも太い!!

35Cタイヤでありながら、1本あたり315gと軽量。実売価格も2,500円程度と非常にリーズナブルです。クロスバイクのフレームにも遜色のないワイド幅のタイヤがチョイスできます。

TREK のクロスバイクFXシリーズ2025モデルでは完成車で700×35Cのサイズを採用しており、クロスバイクタイヤの定番と言えます。

JETTY PLUS | アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社

 

バランスの良さ

202310月のリニューアルにより、転がり抵抗の低減とグリップ力向上を両立。スピードも出しつつ、快適な乗り心地のモデルとして注目を集めています。

iRC JETTY PLUS 700×35Cのアップ写真

豊富なサイズ展開

700×25C28C32C35Cをラインアップ。ロードバイクとクロスバイクに最適なサイズが幅広く用意されています。

 

25Cから35Cへのタイヤ交換で変わったこと

 

乗り心地

明らかに振動吸収性が向上し、路面の凹凸による衝撃が軽減されました。下り坂での安定性、操作性も向上していると感じました。

 

安定性

タイヤの接地面積が広がったことで、コーナーリング時の安定感がかなり確保できています。25Cタイヤでのハンドリングのシビアさも解消されていると感じられました。

クロスバイクタイヤ 35C iRC JETTY PLUS

スピード感

25Cに比べると若干の重みを感じますが、30km/h程度の巡航速度であれば、問題なく走行可能です。タイヤの転がりに関しても低速、高速ともに特に違和感は感じませんでした。

クロスバイクタイヤ 35C iRC JETTY PLUS

歴代タイヤとの比較

 所有するTREK FX4 Discにはこれまで3種類のタイヤで走ってきました。完成車に装着されているBONTRAGER H2 Comp、ロードバイクのハイエンドタイヤとして好評のContinental GRAND PRIX 5000との比較をまとめてみました。

タイヤ名

特徴

メリット

デメリット

交換したサイズ

重量

価格(税込)

BONTRAGER H2 Comp

耐パンク性重視

耐久性が高い

重い

700×32C

486g

4,500

Continental
GRAND PRIX 5000

スピード重視

軽快な走り

高価

700×25C

260g

11,000

iRC JETTY PLUS

コスパ重視

軽量、バランスが良い

耐久性
(検証中)

700×35C

315g

3,080

 

BONTRAGER(ボントレガー) H2 Comp

Trek FXシリーズ完成車に採用されているモデル。

特に不満を感じませんが、カタログ数値を見ると意外と重たいタイヤです。定価も4500円と決して安くありません。

車体との相性は抜群なので、あえて「走りを変えてみたい!」と思わないのであれば、使い続けるのがベターな選択です。

もっとスピードを出してみたいと感じたら、他のモデルに履き替えをおすすめします。

ボントレガー H2 Comp ハイブリッド タイヤ - Trek Bikes (JP)
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Continental GRAND PRIX(コンチネンタル・グランプリ) 5000

ロードバイク用ハイエンドタイヤですが、クロスバイクにもマッチするかもと思い購入しました。

期待通り、軽い漕ぎ出し、巡航スピード、転がりの軽さなど申し分ない反面、コーナリング時の安定感、路面の凹凸に関して不安を感じます。

そもそもがハイエンドロードバイクと相性の良いタイヤのため、クロスバイクと25Cの親和性はそれほど感じなかったというのが、正直な印象です。

11万円を越える価格もハードルが高いです。クロスバイクに装着するなら、ロードバイクタイヤで主流となりつつある28Cタイヤのほうが気になります。

CONTINENTAL GRAND PRIX 5000|ミズタニ自転車株式会社
レーシングタイヤのベンチマーク "GP4000"の発売から10 年以上の時を経て、さらなる性能向上を果たし満を持してのフルモデルチェンジ。全方位に進化したクリンチャーレーシングタイヤのベンチマーク。

iRC JETTY PLUS

この3つのタイヤの中で最もコスパが高く、バランスの取れた性能が魅力です。

ロードバイクからクロスバイクまでスポーツ車全般にマッチするタイヤとしてラインアップされています。サイズは700×25C28C32C35Cと豊富。20インチも用意されているので小径車にもおすすめです。

JETTY PLUS | アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社

 

まとめ

iRC JETTY PLUS 35Cへの交換で、クロスバイク本来の乗り心地を取り戻すことができました。街乗りや通勤通学など日常レベルの走りでは、十分満足できます。タイヤサイズも幅広くラインアップされているので、クロスバイクはもちろんロードバイクにもおすすめです!

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